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胡散臭い人との出逢い

胡散臭いとは、何となく疑わしい、
何となく怪しいことをいう。

胡散臭さの決め手は、あくまでも
個人的な感覚であり、
直感で感じるモノである。

だから、胡散臭い人は、
地位とか名誉とか実績というモノで、
胡散臭い自分を覆い隠すんだ。

だから、出逢った瞬間、
胡散臭いってそう感じながらも、
頭や理屈で、自分の直感を否定してしまう。
そういうところがある。

でも、やっぱり胡散臭いって感覚が、
何度も湧いてくるから困るんだ。

そうこうしているうちに、
胡散臭さが露になる。
そんな出来事が生じるんだ。
そして、初めて愕然とする。
やられたって感じになる。
信じた自分がバカだった。
後の祭りだなんて、
悔いを残すことになっちまうんだ。

でも、それは仕方がないことなんだ。
なぜならば、自分も
胡散臭かったってことなんだ。

名誉や地位とか実績とか、
そんな物差しで人間を評価していた。
そんな自分だったってことなんだ。
自分もまた、そういう
胡散臭い輩だったって、
つまりはそういうことなんだ。

お人好しの善人ってヤツは、
自分の胡散臭さ、偽善者ヅラに
蓋して生きている。
ただそれだけのことなんだ。

そういう隙を胡散臭いヤツは、
見事に突いてくる。
ただそれだけのことなんだ。

そういう自分に気づく。
そのきっかけが、
胡散臭いヤツとの出逢いってこと、
つまりはそういうことなんだ。

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