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家族になろうよ

家族とは、同じ家に住み生活を共にする、
配偶者および血縁の人々をいう。

世界に70億人以上の人がいて、
何の因果か、生活を共にする。
自立もできない時からのこの縁。

この家族ってヤツが、
いったい何なのか。
こいつを追究してきたんだ。

お互いに言いたいこと言って、
傷つけあったり、罵りあったり、
時には絶縁をつきつけられたり。

ふと、また復縁して、笑いあったり、
感謝しあったり。
わけのわからないのが、
家族って関係なんだ。

先祖からの因縁もあるらしいって、
頭じゃ理解しても、
やっぱり家族のゴタゴタは
存在が近いだけに、こたえるんだ。

でも、こうやって、雨が降り、
地盤が崩れて、また、乾いて固まったり。
そんなドタバタを繰り返し、
わかってきたことがある。

それは、だんだん
「家族になってきた」
そういうことなんだ。

本音で、異なる価値観をぶつけあい、
ぼろぼろになりながらも、
調和してゆく。

それが、本当の家族になるために、
面倒だけど、必要なプロセスだったって、
そんなことに気づいてきたんだ。

結局、家族ってヤツを、表面的でなく、
本当の意味で味わいたかった。
「家族になろうよ」って
そんな思いだったんだ。

家族という道場で、
とことん鍛えるんだ。

そうやって自分が知りたい。
そうやって自分を生きる。
それが自分らしいやり方だったって
やっと気づいたんだ。

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