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山陰ひとり旅【その1】

旅がしたい気持ちは止められない…。

病院で処方された薬が珍しく体に合わず、副作用(倦怠感・ふらつき)でしばらく屍になっていました。
元気になった途端無性に旅がしたくなり、休日を利用して一泊二日で山陰地方に行ってきました。


最初の目的地、出雲大社へ

@美作追分PA
旅の相棒(?)

6時に自宅を出発し、高速道路に乗ってひたすら西へ。
まずは出雲大社を目指して約4時間のドライブです。

@宍道湖SA

中国自動車道から米子自動車道、山陰自動車道へと入り、順調に走って10時過ぎには出雲大社に到着しました。

縁結びの神・福の神として名高い「出雲大社(正式な読みはいづもおおやしろ)」は、日本最古の歴史書といわれる『古事記』にその創建の由縁が記されているほどの古社で、明治時代初期まで杵築大社(きづきたいしゃ)と呼ばれていました。

主祭神はだいこく様として馴染みの深い「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」。

『古事記』に記される国譲り神話では、大国主大神が高天原の天照大神(あまてらすおおみかみ)に国を譲られます。そのときに造営となる壮大な宮殿(※)が出雲大社の始まりといわれています。

※『日本書紀』では天日隅宮(あめのひすみのみや)と表記

出雲観光ガイドより引用
勢溜の大鳥居から参道を歩く
松の参道
まずは拝殿を参拝
八足門

勢溜の大鳥居をくぐり、松の参道を通って拝殿、八足門などを順に参拝。

素鵞社
彰古館
西十九社
神楽殿
圧巻の大注連縄

以前から一度訪れたいと思いながら、距離もありなかなか訪れることができていなかった出雲大社。
広大な敷地の中に拝殿や御本殿のほか八足門や十九社、素鵞社、神楽殿など様々な建造物が点在しています。
神社自体が基本的に神聖なものではありますが、伊勢神宮がそうであるように、場が作り出している雰囲気に特別なものを感じました。

今回突発的に行くことを決めたこともあり、歴史や由来などをほとんど勉強できずに参拝したため、その辺を勉強した上で改めて参拝してみたいなと思う場所になりました。



お昼ご飯はやっぱり出雲蕎麦でしょ

1時間以上かけて出雲大社を一通り巡った後はおまちかねの昼食!
昼食後に付近の散策もしたかったため、CX-30に積んでいたブロンプトンを下ろして自転車で移動することに。

事前に目星を付けていた平和そば本店さんにやってきました。
11時開店で11時20分ぐらいに着きましたが、すでに順番待ちの列が…!

名前を書いて順番を待つシステムだったので、順番待ちの時間を利用して近くの稲佐の浜までポタリング。

@稲佐の浜

ふおおおおお海だああああ(CV:志摩リン)
山メインで育ってきた人間は、海を間近で見るとついテンションが上ってしまうらしい。知らんけど。

出雲大社の有名な伝説として、旧暦の10月になると八百万の神々が出雲大社にやってきますが、その時に最初に足を踏み入れるのが稲佐の浜なんですね。(後で調べた)

弁天島。今でこそ砂浜から歩いて目の前まで行けますが、数十年前までは海に浮かぶれっきとした島だったんですね。(これも調べた)

30分ほどでお店に戻るとちょうど順番が回ってきたので入店。
蕎麦とご飯物も食べたかったのでカツ丼セットを注文しました。周りを見てもカツ丼セットを頼んでいる人が多く、人気メニューのようです。

初めて食べる割子そば。食べ方の説明書きがあったので、それに倣って頂きました。喉越しが良くて美味しい…!
カツ丼も出汁がよく効いていて、豚肉も厚さもしっかりしていて美味しかった。これは人気なのも頷ける。
ごちそうさまでした。



出雲大社付近を散策します

お店を後にして、ポタリングを再開。

@出雲大社前駅

住宅街を抜けて、一畑電車の出雲大社前駅にやってきました。
1930年に建設された駅舎はとても趣があります。

駅の横に回り込むと、かつてこの路線を走っていた電車(デハニ50形)が展示されています。
車内にも入れるようになっていたので見学してみました。千と千尋の神隠しで出てきた電車がこんな感じだったっけ?などと思いながら眺めていました。(モデルとしては違うようですね)

出雲を離れる前に、松の馬場の周辺などを改めて少しだけ散策。
何となくですが今回はダンボーを連れてきたので、人目を気にしながらダンボーを使った写真を少しだけ撮ってみたり。

出雲大社、大変良い場所でした。
今度はしっかり計画を立てて妻とも旅行で来てみたいですね。

その2に続く。


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