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君を想うプレイリスト

こんにちは、印度孔雀です。今回は珍しい音楽記事...いや記事と言っても良いのだろうか。失恋の傷をゆるーく癒そうぞ、というプレイリストを考えたので、サブスクなんかで作ってもらって、ぜひ聴いてみてください。ちなみに私がどんな失恋をしたのかは、歌詞の下に書いている回想をご覧になって、各自ご想像ください。笑。

Ricochet(くるり)

僕は思う 本当に思う

君みたいな奴は百人くらい居るんだろう

別に君じゃなくてもいいだろうに


僕は涙流す 溢れる涙止めたい

君を今繋ぎとめないと

今繋がっておかないと

君のこと想う

強く抱く胸痛む
収録アルバム『僕の住んでいた街』作詞:岸田繁

優しいから、可愛いから、好きになった。そんな理由で好きになる人なんか、別に君だけじゃないだろう。でも、なぜか、君じゃなければいけない気がする。だから、繋がっていたくなってしまう。

ソラニン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)

思い違いは空のかなた

さよならだけの人生か

ほんの少しの未来は見えたのに

さよならなんだ

(中略)

たとえばゆるい幸せがだらっと続いたとする

きっと悪い種が芽を出して

もう さよならなんだ
収録アルバム『マジックディスク』作詞:浅野いにお

僕と君で恋人同士になれると思っていた。そうなると思っていたはずなのに、どうやら、そう考えていたのは僕だけだったらしい。結ばれない思いを抱えながら、こうして他愛のないお話を続けることは、幸せなのだろうか。

さらさら(スピッツ)

だから眠りにつくまで そばにいて欲しいだけさ

見てない時は自由でいい
収録アルバム『小さな生き物』作詞:草野正宗

こうしてわずかな時間だけでも、話せている今は、何だかんだ幸せなのかもしれない。君には恋人がいるのかもしれないけど、せめて、今だけは僕の恋人でいてほしい。

話がしたいよ(BUMP OF CHICKEN)

どうやったって戻れないのは一緒だよ

じゃあこういう事を思っているのも一緒がいい

肌を撫でた今の風が 底の抜けた空が

あの日と似ているのに
収録アルバム『aurora arc』作詞:藤原基央

君の恋人の存在に気づく前のように、何も知らない猫か何かのように話せていた頃には戻れない。こんな寂しい思いをしてるのは君も一緒ならいいんだけどな。こんなことを考えている時の空と風が、なぜか君と一緒に帰った日と重なる。

ハローグッバイ(くるり)

いつからか

あなたのこと忘れてしまいそう

この次はいつだろう

歩きたいのに雨が降っている
収録アルバム
『ベスト オブ くるり/TOWER OF MUSIC LOVER』
作詞:岸田繁

君を想っていた頃の記憶も消えかかっているというのに、どうしたものか、そのことを恐れる自分がいる。新しい恋を探してもいいはずなのに、涙が溢れるのはどうしてだろうか。

赤黄色の金木犀(フジファブリック)

期待外れな程

感傷的にはなりきれず

目を閉じるたびに

あの日の言葉が消えてゆく
収録アルバム『フジファブリック』作詞:志村正彦

君にあの事を告げられた時は、文字を打つ指すら震えてままならなかった。なのに、思ったより涙も出なかった。君のことをあれほど考えていたはずなのに。

転がる岩、君に朝が降る(ASIAN KUNG-FU GENERATION)

何をなくした?

それさえもわからないんだ

ローリング ローリング

初めから持ってないのに胸が痛んだ
収録アルバム『ワールド ワールド ワールド』
作詞:後藤正文

別に君は、1度も僕のものにはなっていない。それなのに、なんでこんなに辛い思いをしているんだろう。その理由は、分からない。今の僕は、岩となって荒んだ道を転がり続けることしかできない。

同じドアをくぐれたら(BUMP OF CHICKEN)

もう 気付いたろう 僕に君のドアは見えない

同じドアをくぐれたら... と願っていたよ


さぁ 時は来た 繋いだ手を離すんだよ

カラになった手で それぞれの鍵を受け取ろう
収録アルバム『ユグドラシル』作詞:藤原基央

君と僕は同じ道を歩むことはできない。それぞれの異なる道を歩んでいくことしか、できないんだろう。君のドアの先に待っている景色は、どうなっているんだろう。

Lucky(スーパーカー)

内心はこんな僕のどこがいいかなんてわからないんだけど、

それでも僕に少しの男らしさとか広い心が戻ればまだラッキーなのにね。
収録アルバム『スリーアウト・チェンジ』作詞:石渡淳治

何を拗らせてこんなに女々しくなってるんだろう。そんなんだから何もかも上手くいかないのに。このままじゃ、何もラッキーなことなんてないよ。

Bye Bye(フジファブリック)

君の選んだ人は とても優しい人なんだろな
収録アルバム『MUSIC』作詞:志村正彦

君の隣に寄り添っているのは僕でありたかった。けれど、優しい君が選んだ人もまた、とても優しい人なのだと思う。僕なんか以上に、君のことを理解してくれる人なんだろう。

魔法のじゅうたん(くるり)

君のこと沢山知ってるつもりだったな

だけど こんなにも分からなくなるなんて

素敵な時間も ありふれた朝も

今日は青空だけどさみしいなんて


僕のこと沢山 話せば話すほど

なぜか こんなにも分からなくなるなんて


強い向かい風が頬をかすめる 君のにおいを感じればいい


僕らはこんなにも沢山の 夢見がちだった風景を変える


これからのことだろう


目に見えるものすべてが 耳に余るものすべてが遠くなっても 離れないで


出会ったことが全てだったんだ
収録アルバム『言葉にならない、笑顔を見せてくれよ』
作詞:岸田繁

これだけ2人で長い時間話したんだ、多分、君のことを1番知っている人は僕だけだと思っていた。なのに、今となっては、どんな景色さえ悲しく思えてくる。互いに言葉を交わした時間は無駄に思いたくないのに、何を考えればいいのかわからない。あの時、君から話しかけてくれたことを思い出す。その時にはもう、僕たちの行く末は定められていたのかもしれない。

エイプリル(フジファブリック)

神様は親切だから 僕らを出会わせて

神様は意地悪だから 僕らの道を別々の方へ
収録アルバム『CHRONICLE』作詞:志村正彦

あの時から話すようになったこと、一緒に帰ってくれたあの日に恋に落ちたこと、君に彼氏がいたこと。全部、神様の気まぐれだった。

ティーンエイジ(サカナクション)

いきり立ってる 君の目の前で

石を蹴って 青くうつむいて

時が経って すぐに大人になって

さらけ出せなくなって もう戻れなくなって


だけどまた振り返って 何かを確かめて

苦しむフリをして 誰かに背を向けて

読み飽きた本を読んで また言葉に埋もれ

旅に出たくなって 君を思い出して
収録アルバム『NIGHT FISHING』作詞:山口一郎


ある日教室に現れた君の前で、僕はただ軽く頭を下げることしかできなかった。こんなことで悩みに悩む「ティーンエイジ」 の僕も、いつかは大人になって、こんなことで悩む余裕すら無くなるのだろう。今は何に逃げ込んでも、ただ君を思い出してしまう。

リバー(くるり)

遠い夜明けよ 泣き言聞けよ

このままじゃお前よりも 出遅れてしまいそうさ

明日決めるよ 映画もヤメだ

雨だから傘もない 何も考えられない


淀み淀んだ河のそば

不良のまねごとしてみたい

水面に激しく打ちつける

雨の中かき消される か細い声が


よくある話 恋の向こう側

河は淀む涙の雨 降らせても


You take me higher 俺祈ってら

たいがいな欲望 持ち続けたまま

滑るんだ ニアミスするんだ

遠くまで 連れていきたいのに
収録アルバム『TEAM ROCK』作詞:岸田繁

悲しみに襲われた心は、大雨で氾濫した川のように淀んでいる。よくある「恋の向こう側」の感情を抱えて。その雨を受け止める傘もないが、この思いが、僕をもっと高い所へ連れていくのだろう。

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