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業務日誌_2024_08_28

原因不明の朝の体調不良、続く

 吐き気、めまい、頭痛など。思い当たる原因、低血糖(寝てる間に空腹の下限値を下回っている可能性)と寝不足(睡眠時無呼吸症候群の疑いがあるのと、寝る環境が最悪)。起きられず、吐き気とめまいに苦しめられながら昼過ぎまで横になっていた。1時間だけ作業所に通所。こんなんでも許容してくれるのが本当にありがたい。メルカリで売れたものは本が2冊。書籍、特に漫画の単行本なんかはシステム上の最低価格で売らないと買い手がつかない。ネコポスで送って、送料と手数料を引いたら、わたしの時間作業賃にもならない。今月は自分の中での目標をすでに達成しているが、やはり売れ行きが悪いと精神的にも来るものがあるので、負担にならない程度に毎日コンスタントに売れてほしい気持ち。そのためには毎日定時で通所して出品作業に専念しなければならない。今月も締めに近いので、いまさらジタバタしても始まらない。来月からがんばろう。


今日の一冊 〜 救われたのはわたしになり得たかもしれない可能性のひとつ

 不定期的にやる、出品作業中に見つけた興味をひかれたもの、主に書籍を紹介するコーナー。今日は『検察官キソガワ』。

撮影許可は得ています

 少年犯罪が主なエピソードの巻。未成年の学生が妊娠して堕胎して……となかなかにショッキングな内容もあった。検品と称して読書するクズの鏡。
 そう、未成年の妊娠と堕胎ね。思い当たる節があるのでそこには言及しないよ。この広大なインターネットの世界、誰が見ているかわからないからね。でも、ひとつだけ言っておく。貴女がわたしを見ているとき、わたしも貴女を見ているのだ、ということを。撃たれる覚悟もねえのに撃つんじゃねえ。
 本編の中で“少年”は「なぜヒトを殺してはいけないのか」と警官らに問い、誰も答えることができず、主人公が「それはヒトがヒトを殺してきたからだ」と説くシーンがある。気になる方は出品済みなので買って読んでみてください。「家は借りて住め。本は買って読め。」わたしの好きな言葉です。
 で、このエピソードの最後に、主人公らが水子供養の地蔵を訪ねるシーンがある。水子、この世に生まれることのできなかった命。果たしてわたしは何番目のわたしなのだろうか。それは果たしてわたしなのだろうか。
 わたしの生物学上、遺伝学上、社会通念上における母(以外、実母)は子宝に恵まれなかったヒトである。ヒトデナシでもヒトなのだ。ニホンゴッテムズカシイネ。
 宮崎という田舎、そして父方の実家はそれより遥かに上をいくド田舎で、わたしから見た母方の祖母、つまり実母にとっての姑は、子供ができない実母のことを酷く罵っていたようである。実母の話を事実であるとするのなら。
 不妊治療に多額の課金をしてようやくわたしが実母の腹に入った。逆子だったため、帝王切開での出生となった。なんかあるよね、お受験のときに母子手帳に記載の内容がどうとかって。情報がないところに情報を持ち込むと金になる、とは誰の言葉だったか。自分のことは棚に上げて、子供の学歴でマウンティングをしようとするお受験ママたちにデタラメを吹き込むウェブセミナーなどをやったら、一儲けできるかもしれないな。
 閑話休題。そう、わたしが生まれてくるまでに「わたしになり得たかもしれない可能性」はいくつも存在していた。それは運であったり、配偶者のエゴであったり、様々な要因で可能性のままに終わった。

 わたしは、その可能性たちに呪われているのかもしれない。

 水子の霊は生者に対し、強い憎しみを持つという。だから水子供養なんてものがあるわけで。呪うんなら実母か姑にしてくれ。わたしの、わたしによる、わたしだけの物語はまだ折り返しにも来ていないはずだ。破で翼をくださいが流れ始めたあたりだぞまだ。もうちょっと語らせろ、わたしの物語を。

 というね、雑談をこれからも不定期的にやってこうと思うのでね、よろしくお願いします。


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