【武田邦彦】非科学系 逆張り陰謀論ポピュリスト
武田邦彦
(元・参政党)愛知県
陰謀度 5 ★★★★★
【陰謀要素】
・元参政党員 ・こどもコロナプラットフォーム ・極右 ・反中 ・嫌韓
・反ワクチン ・反マスク ・ディープステート
・疑似科学 ・地球温暖化陰謀論 ・資源リサイクル不要論 ・自然食
・人口削減計画 ・ダボス会議陰謀論 ・STAP細胞陰謀論
【マネタイズ】
・大学教授 ・メディア出演 ・講演会 ・書籍 ・YouTube
【関連陰謀論者】
◆参政党
・松田学 ・神谷宗幣 ・川裕一郎 ・藤本かずき ・提坂大介
・五十嵐まさお ・中島敏勝 ・小林直美 ・吉田ゆきこ ・森島公祐
・矢野けいた ・昇拓真 ・太田皓一 ・佐藤けんじろう
◆元参政党
・赤尾由美 ・吉野敏明 ・太田勝規 ・藤村晃子
・冠まさてる ・中村仁 ・牧みゆき ・福田智里 ・橋口和矢
◆参政党関係者
・矢作直樹 ・坂東忠信 ・我那覇真子 ・井上正康
◆反ワクチン関係
・内海聡 ・大橋眞 ・南出賢一 ・浅村正樹 ・ダニエル社長 ・Marre
◆その他
・西田昌司 ・稲垣昭義 ・百田尚樹 ・有本香
・池田清彦 ・羽賀ヒカル ・上野康弘
【メモ】
◆東京大学 教養学部 基礎科学科卒
■ 食に関するデマ
武田邦彦は根拠の無いテキトーな話しをよくしたがる。
例えば下記動画で武田は、日本人が健康でいるために「基本的に」と前置きはしつつも「日本人は日本食じゃなきゃダメ」と下記動画で断言している。▼▼
▲▲ まず常識的に考えて、こういう話しを断定口調で話すのは科学者としての資質を大きく疑われる。
そもそも武田邦彦は食品や農業や栄養の専門家ではなく、聞く人が聞けば寄せ集めの知識や勘に頼って話していることが分かる。つまり科学的な話しではなく、お茶の間でお父さんが家族におしゃべりする程度のエビデンスレベルでしか話していない。
▲▲ 上記リンク先の画像を参照すると武田邦彦の食に関する説明は、このエビデンスレベル最下層の『専門家による意見』より下にある。
しかし武田邦彦が東大卒で工学博士の学位を取得しているだけに、TV画面越しで武田を見ている一般人は、ぼんやりとながら「きっと正しいことを言ってるんだろう」と信じ込んでしまう。
武田は長い間そうやってお茶の間での人気を博していた。
テレビやネットでは、話しを単純化して面白おかしく断言口調で話しておけば、視聴率や視聴回数を稼げる。それによって重度の健康被害や金銭的な損害を発生させない限り大きく問題視されることはほぼほぼ無い。
それゆえ武田は専門外のことでも明るくズケズケ話すクセが付いて、様々な分野で誤りやデマを撒き散らし、そのレベルを上げて行った。
ときに科学者だの環境評論家だのと紹介される武田だが、その言説のツッコミどころは上記リンク先を見て頂ければ科学リテラシーの無い人でもなんとなく伝わって来るものがあると思う。(このリンク先だけで109テーマも言及されている)
また、wikipediaの『批判』の項だけでも以下について武田の言説が咎められている。▼▼
■ STAP細胞陰謀論
2014年、大きな話題と期待で迎えられたSTAP細胞。
リケジョなる言葉が一気に広まるなど世間の話題をかっさらったが、のちに「STAP細胞はありませぇん」ことが分かって、話題は一気に縮小。
しかし疑り深い層が、
「アメリカの利権に潰された!」
「STAP細胞をアメリカに盗まれた!」
などという荒唐無稽な陰謀論を繰り広げ、機を見るに敏な武田邦彦御大は、乗り遅れるなこの陰謀論にとばかりに陰謀論者たちを喜ばせた。
■ 参政党に参加
そんな非科学的でいいかげんな話しを繰り返してきたお調子者おじさん武田は、実は内なる熱い想いを宿していた。と言えば聞こえは良いが、愛国心をこじらせた武田は日本の現状と未来を憂いて極右思想へと傾いて、2022年の参議院選挙では参政党から立候補することに。
そこで武田によるリテラシーレベルゼロのトンデモ非科学的説法が参政党信者支持層に大ヒット!! 同じく参政党に属していた陰謀論者吉野敏明と競うかのように反ワクさんやオーガニック大好きおじさんおばさんたちにおもねった食品関連デマで演説を打って見せた。→しかし結果は幸いにも落選。
まともな有権者の多くは、耄碌したかのようなトンデモ言説を繰り返す高齢の武田にヤバさを感じ、投票することはなかっただろう。
■ 関連note
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