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【内海聡】エセ医療 反ワク陰謀論医師

みんなの陰謀論

内海聡

（市民をつなぐ党/Tokyo DD Clinic）東京都
陰謀度 5 ★★★★★

https://tvhospital.jp/4916/

【陰謀要素】
・反ワクチン ・反マスク ・シェディング ・輸血陰謀論 ・がん医療デマ
・ホメオパシー ・メタトロン ・自然食 ・食品デマ ・エセ栄養学 ・水素デマ
・ケムトレイル ・人工地震 ・量子 ・終末思想 ・ユダヤ陰謀論 ・ロシア擁護
・9.11アメリカ同時多発テロ陰謀論 ・パソナ陰謀論 ・コオロギ食陰謀論
・反原発 ・汚染水 ・マイナンバー反対 ・消費税反対 ・インボイス反対 etc…

【マネタイズ】
・病院経営 ・書籍 ・講演会 ・メディア出演 ・YouTube

【関連陰謀論者】
・船瀬俊介 ・杉本錬堂 ・神谷宗幣 ・松田学 ・吉野敏明 ・武田邦彦
・大隈優子・羽賀ヒカル  ・中村仁 ・池田としえ ・真弓定夫 ・鈴木昭平
・大橋眞 ・矢作直樹 ・小倉謙 ・井上祐宏 ・Marre ・林さちこ
・南出賢一 ・杉木賢一郎 ・深田萌絵

【メモ】
◆1974年12月9日生まれ
◆2000年 筑波大学 医学専門学群卒
◆Tokyo DD Clinic 院長

■ キチガイ医

内海聡は数々の悪辣な医療デマ情報の発信を繰り返している医者である。
「キチガイ医」を自称する内海だが、これは自称するまでもなくそのまま内海を表す異名だ。誉め言葉でも何でもない。

https://twitter.com/Tanuk_Ichi/status/1715703752358051892

内海は医療や健康等に関してデタラメ言説を流布し、それがセンセーショナルであるためテレビや雑誌等で広く扱われ、純粋な情弱たちがまんまと騙されて内海の出す本を買ったり講演会に訪れる。メディア等を通じて医者がデマで情弱を騙してカネを稼ぐという手法を日本で堂々と用いたパイオニア的存在でもある。

■ メタトロン ホメオパシー

医療として東洋医学や漢方を用いることは主流とは言えないまでも一般的でそれ自体は問題ではないが、東洋医学や漢方を情弱ホイホイに利用する悪質な医療従事者が少ないながらも存在する。

オーガニックや漢方など、化学物質とは距離がありそうに思えるものは身体に良い、少なくとも身体に害が少ないというイメージを持たれがちだ。そういうイメージだけで物事を捉えてしまう層が、つまりリテラシーが欠けている人ほどオーガニックや漢方をありがたがる。

内海はその構造を利用して、自らのクリニックでメタトロンやホメオパシーといった標準医療ではないエセ医療を提案して、自由診療でカネを稼ぐ。
こういった手法を用いる医者は内海だけではなく存在している。

※ ホメオパシーに関しては当note工藤聖子のページ参照。

メタトロンとは「波動」とか「周波数」などの言葉を用いて、科学ではなく疑似科学、と言うかもはや宗教的な感覚で身体の状況の診断を下すエセ医療装置だ。身体に害を与えるものではないことから、それを用いた医療現場でのサービス提供が容認されている。
ちなみにRIZINファイター・総合格闘家の朝倉海選手も自身のYouTubeチャンネルでメタトロンを案件動画として取り上げてしまっている。(※同店舗は閉店) ▼▼

そんなメタトロンなるエセ医療装置を信じてしまう人に対して、医者はさも医療として正しいことかのように「あなたには豚肉が向いてないですね」「○○の栄養が足りてませんね」などと利用者を騙して高額なサプリメントを売りつける。市販品で同じようなサプリが1/10や1/100で買えるのに、利用者はそんな情報すら持ち合わせないから医者の言い値通りの価格で高額サプリを掴まされてしまう。
それよりさらにヒドい場合、　怪しいセミナーに勧誘されてカネをむしり取られる。
これが東洋医学や漢方を入口に情弱を騙してマネタイズするスキームの一つである。
◆ 東洋医学・漢方 → メタトロン・ホメオパシー → サプリ・書籍販売 → セミナー参加

もちろん東洋医学や漢方をウリにした医療従事者の多くはマトモだが、中にはこうした悪質な手口でカネを稼ごうとする医療従事者がいるということはもっと知られて欲しい。

なお、内海が開くクリニックでもメタトロンとホメオパシーが提供されている。
明朗会計超高額自由診療だ。(本当は「診療」とは言いたくない) ▼▼

（出典：Tokyo DD Clinic）

内海の場合は東洋医学と漢方だけではなく精神科も兼ねることで、それも陰謀論者ホイホイの窓口としている点がある意味賢い。

■ 反ワクチン

内海聡は反ワクだ。それもゴリゴリの。▼▼

2021年 Kindle

内海のクリニックではコロナワクチン接種者、マスク着用者の来院を断っている。▼▼

▲▲  まあ、反ワク本を売ってカネを稼ぐためのブランディング、そしてマトモな医療を望む患者を排除して情弱だけを相手にするため、ふるいにかける目の粗いザルとしてこの張り紙は有効なのだろう。

ついでに反ワクさんの恰好のネタ『シェディング』なる存在しない現象を持ち出す内海。▼▼

▲▲ しかも「量子」とかスピリチュアル系にウケの良い要素も内海はカバーしている。(内海の言う「量子」は科学や物理学分野の量子ではない)

■ トンデモ医者爆誕

では内海はなぜこのような陰謀論医師になって行ったのだろうか？
この項は私見を交えてザックリと記す。

内海がおかしくなった一つ目の契機は、内海が自身の実体験で漢方薬の効果を覿面に感じ、2004年に漢方を学び始めたことであった。

そして二つ目の契機が、精神科にかかる患者を診療していた中で、その投薬の仕方や量に疑問を抱いたことだった。ここで内海は精神科医自体を疑問視すると同時に敵意をむき出して行った。▼▼

2012年刊行

それから三つ目の契機が2012年、「精神薬の断薬を目指すためのクリニック」として自身のTokyo DD Clinicを開業したことだった。
「断薬」という言葉を強調する内海は、患者への投薬量を減らすような医療態度で患者と接するようになった。▼▼

2015年刊行

「現代医療はおかしい」
「自分は現代医療に染まらないキチガイ医」
といった感じで表現するようになった内海は、いつしか「(一部の)クスリは悪」とするように態度を硬化させ、「ワクチンは不要」とまで言い出すトンデモ医へと堕ちてしまったのだ。▼▼

2018年刊行

内海がそこまで変容する期間において、
常識に歯向かって逆張りしとけば注目を浴びる。自分を頼りにしてくれる人が群がって来る。本が売れる。メディアや講演会に引っ張りだこ。
という旨味を感じたであろう内海は次第に言説が明らかにおかしくなって行き、常識にも良識にも囚われない陰謀論医師としてエセ医療ブルーオーシャンへと舵を切って行ったのである。
(※ 一部憶測も混じっているが大体はそんな感じであっただろう)

2014年には、陰謀論者の船瀬俊介との共著で「輸血は受けてはいけない」と主張する疑似科学ぷんぷんのトンデモ本を出していた。▼▼

2014年刊行

がん医療も標準医療ではない話しやデマが一部で受ける。▼▼

医療と陰謀論ビジネスを結び付ける内海。害悪でしかない。

■ ケムトレイル

飛行機雲を、人工的に散布された有毒化学物質とする陰謀論を捲くし立てる内海。▼▼

2012年という早い時期に日本でケムトレイルに言及していた内海。医療人としてトリッキーな主張をする最中、陰謀論者として既にデビューを果たしていたことがここからもお分かり頂けるだろう。▼▼

■ 陰謀論詰め合わせセット

竹中平蔵氏がネット上で嫌われていることに目を付けた内海は何かと敵視し、ユダヤにかけたアホ過ぎる陰謀論を展開。▼▼

パソナのせいで日本人の6人に1人は貧困層らしい。なんのこちゃ？ ▼▼

内海はとにかく政治批判を好み、自民党はユダヤ人のために働く売国奴扱い。▼▼

逆張りロシア擁護から戦争陰謀論を唱える内海。▼▼

人工地震についてたびたび語る内海。
「人工地震は絶対に存在する！」とは言い切らずに匂わすだけ匂わせて信者を煽動する巧みな陰謀論活用術だ。▼▼

9.11アメリカ同時多発テロ陰謀論を語って2024年1月2日に起きた羽田空港での痛ましい事故を陰謀論にし向ける不謹慎内海。内海がどれだけ人でなしかが分かるだろう。▼▼

このように内海の発信する医療関係以外の陰謀論は、ネットに転がっているようなネタをパクった焼き直しで構成されている。

■ 終末思想

「2025年に地球が滅ぶ」とかもうでもええわ！

2023年刊行

■ 反原発 「汚染水」

内海は反原発で、2023年8月に海洋放出された福島原発処理水を「汚染水」と言っている。▼▼

2015年刊行

■ 消費税反対 マイナンバー反対

消費税にケチをつけまくる内海はインボイス制度とマイナンバー制度を絡めて陰謀論にしている。▼▼

こんなヤバい人間が『市民がつくる政治の会』なんて政治団体を作って政治の世界に足を踏み入れるなんて、日本はつくづく自由な国だな～～～

■ コオロギ食陰謀論

2023年上半期に話題となったコオロギ食を陰謀論にするネタパクリ内海。▼▼

※ いまだにコオロギ食に対して偏見を持っているのなら下記動画の参照をオススメする。▼▼

■ 関連note

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