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Go To イートキャンペーンで大成功!!たった「3つの行動」で連日満席の理由

10月1日からGo To トラベルの東京都追加が注目を集めていますが、Go To Eat キャンペーンもグルメサイトの予約ポイントサービスが実施されています。

「3つの行動」で飲食店の予約を爆増させることに成功

観光の専門家としてGo To トラベルの事例なども分析していたため、恩恵を受けた観光施設と恩恵を受けられなかった施設の違いや、キャンペーンそのものの趣旨を理解することで、正しいキャンペーンの取組む方法などを研究しており、Go To イートキャンペーンにも活かすことができました。

そして、コロナ渦自粛の影響で経営は厳しい状況とかなっておりましたが、Go To イートキャンペーン開始から予約が殺到するようになり、10月に入り売上はコロナ渦に突入してから毎日新記録を更新しています。

特別に予算を掛けて広告したわけでもなく、たった「3つの行動」だけで売上を倍増させることに成功しました。
また、毎日の予約も普段は1件あるかないかでしたが、ここ数日は5件から週末には10件以上の予約が入るようになっています。

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なぜ、予約を獲得するこができたのか?

まず私の簡単な自己紹介をさせて頂くと、家電量販店でインバウンド部署を立上げ、2015年の流行語大賞になった「爆買い」の立役者となったのちに、観光の専門家として活動していました。
家電量販店では立上げ当初数億円しかなかった免税売上を、わずか1年足らずで400億円まで向上させた経験もあります。これは、私がどうこうではなく、変化の波にいち早く乗ることができたからで、まさにファーストペンギンとなって行動した結果だと言えます。
そして、今は地方創生のため「離島百貨店」で観光促進を行い、「離島キッチン」の飲食プロデュースにも携わっております。

観光の専門家だったからこそ「Go To トラベルキャンペーン」で日本全国の観光施設から話を伺うことができ、成功事例から「Go To Eatキャンペーン」の成功へと導くことができました。

Go To Eatキャンペーンの概要を理解し、正しく行動するだけで、お金を掛けずに成果をあげることができます。
その「3つの行動」をご紹介したいと思います。

Go To イートキャンペーンはブルーオーシャン

最初にGo To キャンペーンの説明を簡単に説明します。Go To キャンペーンは、日本政府がコロナの影響で疲弊した経済を活性化するために政府主導のキャンペーン実施されました。その額は約1.7兆円が旅行・飲食・イベントなどの需要喚起事業としての「Go To キャンペーン」に充てらています。

しかし、第一弾の「Go To トラベルキャンペーン」では、第2波の感染拡大の時期と重なったこともあり、キャンペーン対象から東京が外されることとなり、ネガティブなニュースがメディアで取り上げられるようになってしまいました。
そのネガティブな印象から、第2弾のGo To Eat キャンペーンはあまり注目はされませんでした。

また、「Go To トラベル」(観光キャンペーン)の所管は国土交通省(観光庁)で、「Go To イート」(飲食キャンペーン)は飲食需要を喚起する農林水産省所管となっており、同一の企画ではなく割引や特典の内容やルールも全く異なります。
主な説明会も行われていないので、どんなキャンペーンなのか、どういう特典があるのかも理解している人は関係者でも少ないように思われます。

したがって、積極的にキャンペーンを実施する店舗も少なく、キャンペーンを理解して、正しく行動するだけで、成果を得ることができます。

実際にプロデュースしている店舗は毎日10件近くの予約が来ており、週末には予約であふれて、食材が足らなくなるという事態が起こってしまった程です。
そして売上は前週比で比較しても倍増しており、このまま行けばコロナ以前の売上も超えられる勢いです。

Go To イートキャンペーンの概要説明の記事はこちらからhttps://note.com/inbound_tac/n/nb33508191aa2

では、実際に予約が殺到した〈3つの行動〉をお伝えして行きましょう。

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①まずはランチを狙え!!

Go To イートキャンペーンはオンラインで特定のグルメサイから予約するとポイントが付与されます。
そのポイントはグルメサイトと提携しているポイントやグルメサイトで次回利用できるポイントなどがあります。特典はランチ予約で500円・ディナー予約で1000円のポイントが付与されます。

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例えば、ぐるなびで予約すると「楽天ポイント」がたまり、食べログだと「Tポイントカード」ホットペッパーだと「ポンタポイント」がたまるので、還元率で考えても利用者にはすごいメリットになります。

ランチしたら500ポイントなんて、1回予約したら500円のランチなら100%の還元率!1000円ランチでも50%の還元になります。
それが期間中何回でも利用可能なので、本当にお得なキャンペーンとなっています。

しかし、飲食店のサイトをみると予約はディナーがほとんどで、ランチを予約できるお店はほとんどありません。
これは飲食店がランチは薄利多売で予約はなるべく受けたくない、人員の確保が出来ないなど、店側の理由でランチ予約をしていないお店がほとんどで、そもそもこのGo To イートキャンペーンの概要を理解していないケースが多いのです。

また、グルメサイト各社はGo To Eatキャンペーンで起死回生を狙っているので、特集などを組んで打ち出しています。検索でも、「Go To イートキャンペーン対象店舗」検索が可能になっているのです。
ディナー予約に関しては、既存の掲載店舗が激戦を繰り広げており、レッドオーシャン化しています。

しかし、ランチ予約を実施している店舗はまだ少ないので、予約設定を開店からに変更するだけで、上位表示されるようになり予約に繋がります。まさにランチ予約はブルーシャンとなっていて予約が爆増した大きな要因となっています。

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②予約の時間を直前まで受け入れる

従来の予約は前日までの予約を受付けていました。その理由は直前で予約を受けてしまうと店舗スタッフが認識できず、万が一席が埋まっていたら迷惑を掛けてしまうなど、ほぼ店舗の身勝手な事情からでした。

従来であれば、ランチ時になると周辺から多くの会社員のお客様が街に繰り出し、馴染みのお店で昼食を食べる人達が多いと思われます。しかし、コロナ渦で会社も変化してリモートワークや内食が増え、状況が一変しました。

Go To イートキャンペーンが開始されると、特に情報に敏感でポイントなどを有効活用するビジネスマンは、お昼近くになると「Go To イート対象店舗」を検索します。なので、予約受付は前日ではダメで当日、しかもギリギリまで間近が有効で、グルメサイトをみてすぐに行動させることが大切です。

現時点で約1500店舗ほどある日本橋の飲食店でも「Go To イート対象店舗」はまだ15店舗だけです。さらに当日5分前まで予約を受付けている店舗だとほぼ選択肢は決まります。

5分前予約にすると即時対応が求められるのでスタッフの理解と連携が求められます。試行錯誤してルールを更新し柔軟に対応することで、ランチ時は普段の倍以上のお客様が来店してくれるほどになりました。

新しいことを進める上で、「今までこうだったから」というのが障壁となることがよくあります。そういったときには誰のためのルールかをしっかりと考えてみるのが良いでしょう。

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③店頭やチラシで「Go To イートキャンペーン」を宣伝する

効果を最大化する上で、一番重要なのが店頭告知です。しかし、これには反対意見も多く、実施するために理解を求めるのに一番苦労しました。

なぜなら、グルメサイトから予約が入ると送客手数料が発生するからです。手数料はサイトによって異なりますが、ランチでも1人あたり50円〜100円の手数料が発生します。わざわざ店頭で告知して手数料を支払うことをするなんて考えられない、もったいないという声が多くあがりました。

しかし、Go To イートキャンペーンを冷静に考えて見たときに、キャンペーンの内容を知っている人が少ないということがあります。お客様目線に立って考えると、お店側で情報発信をしてお客様に告知してお得な情報を伝えた方が、利用者が増えるということになります。

店頭で告知することで、このGo To イートキャンペーンを初めて知る人も多く、大半の方はよくわからないから利用しなかったけど、こんなにお得ならこれからも利用して行きたいという声がほとんどでした。

わざわざお店に来たお客様にキャンペーンを訴求すると、支払う必要もない手数料は発生してしまいますが、それ以上の満足感をお客様に与えることができます。「教えてくれてありがとう。またもらったポイントで来店するよ」という声も頂きました。

そして今は店舗オリジナルの特典を準備して、リピートを狙う予定です。

①まずはランチを狙え!!
②予約の時間を直前まで受け入れる
③店頭やチラシで「Go To イートキャンペーン」を宣伝する

この「3つの行動」をするだけで、予約件数は爆増し、売上も前週比で倍以上となっており、Go To イートキャンペーンが始まった10月1日からの売上は、毎日新記録を更新しています。

今出来ることを最大限活かして、自分なりに進化させることがこれから発展していく為に必要な発想だと思います。

成功事例を共有することで、疲弊する飲食業界が活性化することが最大の目的です。まずは行動することが大切で、この3つの行動以外にもこれから沢山の成功事例が生まれてくることを願っています。


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