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これからの外食

こんにちは。たいぞーです。
今回は、これからの今注目の外食産業の話をメインに(僕がこれから飲食関係でやっていこうとしていることも挟みつつ 笑)話していこうと思います。ぜひ最後まで見ていってください!
※夜ご飯食べながら読んでる方はぜひ太字だけ!(笑)

【外食が減った2つの理由】


突然ですが、飲食店でバイト、勤務されている方にお聞きします。最近お客さんの数どうですか、減ってませんか。その他の方にもお聞きします。最近レストランなどに食べに行きましたか。いっていないのではないでしょうか。地域にもよると思いますが、現状外食に来られるお客さんの数、外食する人たちは減っているのです(下の図見たら分かると思う!)

そば屋さんとファミレスの2つの飲食店でバイトをしている僕からしても、ほんとにここ2,3年で食べに来るお客さんはかなり減ったと思います(特に平日!)。この感じは、自分の身近なところだけではありません。あの有名なステーキ専門店「いきなりステーキ」も、経営不振で全国の店舗が相次いで閉店していっています(最近まであんなにも繁盛していたのに、ほんとに急過ぎますよね)。このように今、外食産業にはかなり悪い雰囲気が漂っています(ここからさらに減っていきそう)。これは、なんとかしないといけないなと思って、僕なりに理由と考察的なのを考えましたので、ぜひ見ていってください(大学生の分際でなにゆってんねん 笑)。

①消費動機(買う理由)の変化


1つ目の理由として、「食」に対する消費動機の変化ではなでしょうか。
あなたは、家庭外で調理されたモノを買って家庭内で食べる「中食」をご存じですか(最近、めっちゃテレビでも聞くよね)。僕は、この「中食」のような外部による食環境の変化が外食産業に大きな影響を与えている1つではないかと考えています。


まずそもそも「中食」という言葉は存在せず、出てきたのも最近です。それもそのはず「中食」は、元々新しい「食」概念を作ろうと思ってできたものではなく、「食」消費者の消費動機によって勝手に出来た「食」概念の1つなのです。

分かりやすく「中食」の定番、コンビニを例にだして説明していくと、コンビニにはお惣菜がたくさん売っていますよね(だいぶ利用させてもらってます 笑)。そのコンビニのお惣菜は元々「家の食卓に足りないものを補うもの」、「サブ食」とのために売られています。なのに、なぜか今では「家の食卓を作るもの」いわゆる「メイン食」として売れているのです。また、揚げ物コーナーも学生やサラリーマンの人たちが「手軽にメインの揚げ物が食べられる食材」だったはずなのに、なぜか「手軽でメインを作る手間が省ける食材」として主婦層ばかりが買っています。つまり、「食」に対する消費動機(買う理由)が変化しているのです。

また、ウーバーイーツの普及の背景も同じで「ご飯を食べにいきたいから食べにいく」から「食べたくなったから食べる」へと消費動機(買う理由)が変化したものですよね(あってるんかな 笑)。つまり、消費者の消費動機が周りの食環境、「食」の概念を少しずつ変えていっているおり、そのため外食する人が減っているのではないでしょうか。

②時間価値の向上


世の中のあらゆる商品やサービスが便利さを追求しすぎた結果、何事に時短意識を持った人が増えた印象を受けます。そのため、コンビニのお総菜を中心とした調理する手間(時間)を省いた「中食」や買いに行く時間を省いた「ウーバーイーツ」といった「時間をさらに省いた食のサービス」が流行っているのです。言い換えると、時間に対する価値が高まっているということです。そのため、外食は、食べに行く時間、料理を待つ時間、食べる時間といった時間に縛られてしまうため外食に行く人が減ったのではないでしょうか(外食の価値が落ちている)。

【これからの飲食店舗】

先ほど挙げた外食する人が減った理由の「食に対する消費動機の変化」と「時間価値の向上」を踏まえて、いったいこれからどういった特徴をもった飲食店が伸びていくのかを経営者目線で予想をして話していきたいと思います(だから、大学生の分際で調子のんなよ 笑)。

①日常的店舗


今の人たちは「非日常」を求めておらず、「日常」を求めているのです(以前の記事「人が求めるモノとは」でいった求めるモノの1つです)。たしかに、「非日常」のイベントを開催したり、動画を撮影することに喜ばれて、人が注目されるかもしれませんが、逆です。そういった非現実的、非日常的なことではなくて、現実的、日常的なところに顧客のニーズ(インサイト)があり、案外ブルーオーシャンなのです。

例えば、朝化粧を一緒にできる場所であったり、歯磨き専門店といったような日常をうりにしたサービスみたいなのもあったら面白くないですか。飲食店もそれと同じで、照明おしゃれにしたり、料理も高そうにしたりして、非日常空間を作る必要はないのです。照明も家にあるのと同じような日常的な電球を使えば良いですし(さすがに色はこだわったりしますけどね 笑)料理も日常的に作れるようなものでいいのです(おいしさには少しはこだわりますけどね 笑)。

今実際に人が集まっている飲食店(カフェをれいにします!)っておしゃれな空間のかわいいスイーツが売っているカフェではなく、こじんまりとした空間におばあちゃんちで出てくるような定食を売っているカフェの方が人気が高いのです(友達たちのインスタグラムを見ててすごい思った!)。その日常感あふれた飲食店こそが、これからのお客さんの「行きたい!」と思わせる欲求の的を射るのではないでしょうか。

②概念を変えた店舗

【参照:BLEACH72巻】


先ほども少し説明しましたが、ここ最近で「食」の概念が急激に変わりつつあります。「何事においても本質は生涯変わらないが、概念は時代とともに変わっていく」といわれているように、「食」においても「食べる」という「本質」は変わらないが、食べる場所や食べ方といった「概念」は変わるのです。

例えば、僕が今1つ考えているのは、従業員が上、お客さんが下になる飲食店です。今のどこの飲食店も「お客さん=神様」のようにお客さんが従業員よりも上の立場に立っているのが当たり前です。この従業員が上、お客さんが下になる飲食店のことを色んな人に話すと「絶対来ないでしょ!」とか「なんか嫌な気持ちだわー」とマイナスな返答しか帰ってきませんでした。だからこそなんか「絶対にやってやろうじゃねーか」と燃えてきます。この従業員が上、お客さんが下になる飲食店は、「食べに来る」といった本質には何も代わりもなく、飲食店の従業員とお客さんの関係性の概念を変えただけです。僕は、こういった本質は変えずに概念だけを変えた新しい飲食店こそ外食産業のイノベーションにつながるのではないかと考えています。

③金銭的利益のない店舗


僕が色んな人にこういった新しい概念をもった飲食店開業(いまんとこカフェかな)の話をすると、だいたい一言目に帰ってくるのは、「利益はあるの?」「マネタイズどうするの?」です。

いや、馬鹿かと(笑)。利益とかマネタイズとか言っている時点で世の中のビジネスの当たり前を通ってきているわけで、新しい概念をもったイノベーション的な飲食店なんて作れるわけないだろと心の底から毎回思います(世の中そう人ばっかり)。しかも、世の中のほとんどの人は誰も「利益=お金」だと決めてもいないのに「利益=お金」と思い込んでいるのです(まあそういう人は別に良いけどさー)。こういった金銭的利益ではなく、人同士の信頼度といった人間的利益の方が僕はすごい大事だと思っています。

例えば、お金で動く人よりも人で動く人の方が信頼度は高いですし、その信頼度が高ければ高いほどお客さんが食材をくれたりするかも知れないし、備品が壊れたりしてもなおしてくれたりしてくれるかもしれません。つまり、面白く、イノベーティブな飲食店を作りたいのであれば、金銭的利益は忘れて、「人間的利益をどううまく回せるか」、「高めることが出来るか」といった人間的利益の追求をするべきだと思います。ですが、この人間的利益は、金銭的利益と違ってすぐに出る利益ではなく、何年、何十年かけて努力を積み重ねて稼ぐものです。だからこそ今日のこの瞬間から人間的利益になることを探して取りかかることで、その稼いだ人間的利益が飲食店経営を支えてくれるときが来るはずです。僕は、そう思います。

【僕がしたい「完全個室カフェ」】


今まさに僕が今まさにしようとしていることなのですが、主婦層に向けた「完全個室のカフェ」です。僕の個人的な調査結果なのですが、主婦の方は子ども以外に一番ランチでお金を消費し、なおかつ店員さんにも会話の邪魔がされない長居できるランチ場所を求めていることがことが分りました(細かいことはたくさんあるのでまた記事にして出します!)そこで、カフェを完全個室のとかにしてみたら需要あるかもと思って、毎日考え、改善しつつ行動をしています。ですが、カフェを続けられるかどうかの永遠の課題である「リピーターの確保」と「回転率の確保」の「リピーターの確保」の方はいけそうなきもするのですが、「回転率の確保」の方が完全個室にしてしまうと皆無になってしまいます。なので、この記事を読んでくださっている方でぜひ意見や案がありましたらコメントお願いいたします!3年で作り上げようと思っているので是非一緒に作り上げましょう。

いかがでしたでしょうか。今回もなんやかんや長くなってしまいましたが,結構自分の思いをぶつけることができた回かなと思っています。また明日も更新していくので是非楽しみにしていてくださいね!ここまで見てくださってありがとうございました。

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