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環境を整える力は、何をするにも通用する。

10代の頃、学校で良い成績がとれたり、部活で活躍できたとき、無意識のうちに、自分がすごいことをしていた気がして、誰もが自惚れてしまうでしょう。

でも、大人になった今だから、分かることがあります。

それは全て、環境を整えてくれた人がいるおかげです。

あなたを学校に行かせてくれる親がいて、部活を指導してくれる先生がいるから、あなたは輝けたのです。

だから、周りの人たちに、心から感謝しましょう。

・・・まぁ、こんな感じで子どもにお説教する大人は、たくさんいます。

それで、「じゃあ、恩返ししなきゃ」「毎日、心から感謝しよう」と考える人も、たくさんいると思います。

そういう風に受け取って、恩返しするのも大事ですが、この説教がこれだけで終わるのは、すごくもったいないと思います。

僕の推測ですが、この説教をわざわざするのは、裏メッセージがあるからだと思います。

それは、「自分の環境は、自分で整えるべきだよ」というものです。

年齢が上がるにつれて、自分のために環境を整えてくれる人は、だんだんと少なくなります。

中には、長らく親の援助を使いながら生きる人もいますが、それでも子ども時代に比べたら、他力だけで自分の環境を整えるのは難しくなります。

10代のうちに、環境を整える練習が必要なのです。

周りの人をよく見て、どうやって自分の環境を整えているのかを見たり、小さなことから環境を整えるように努めてみることが大事です。

自分がどんな環境なら集中しやすいのか、どんな人といると気分が上がって、どんなことに興味があって、何を嫌がるのか。

自分のことを知り尽くした上で、最適な環境を作りだしたり、正しい選択をすることが大事です。

これができていないと、誰かに環境を整えもらう考えにしがみついて、どれだけしんどくても、どんなに向いてなくても、その場所をなかなか離れられなくなります。

もしくは、新たな挑戦を始めても、挫けるまでのスピードが速くなって、何も身につかないままになる場合もあります。

大人になると、環境を整えることに、意外と苦戦します。

環境を整える力は、何をするにも通用する力なのです。

自分のことを最も理解しているのは、自分自身です。

自分が生きやすく輝くために、自分で環境を整え続けましょう。

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