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良好な人間関係は、温度感で決まる。

地元・沖縄に帰省すると、顔なじみの人にたくさん会います。

友達、行きつけの店の店員、親戚、両親、兄弟など、多くの人たちと再会できることを喜び、自分の話をしたり、相手の話を聞いたりします。

とはいえ、その中でも、「じゃあ、また会おうね!」とお互いに言い合える人は、ごく一部しかいません。

実際に、「また会おうね!」と言い合える人とは、なんとかして会う努力をしますし、関係性も続いていきます。

しかし、その言葉が言い合えなかった人とは、本当に疎遠になってしまうことがほとんどです。

つまり、気持ちが合致していない限り、“次はない”のです。

これは、意識すればするほど残酷なことですが、人間関係を良好に続けていくためには大事なことです。

自分が会いたいと思っても、相手が会いたくないのならば、相手に負荷がかかりますし、どちらにも会いたい気持ちがないなら、群れ合うだけ無駄なので、やめたほうがいいです。

とはいっても、いちいち「俺に会いたい?」「会っても迷惑じゃない?」ときくのはウザがられますし、それをきかれても「いや、会うのめんどいです」とストレートに言える人はいません。

そこで、自分に会いたがっているかどうかを判断するために、僕らは相手の温度感を観察し、それをものさしにします。

表情、声量、仕草、目線、喋りの間などの非言語的コミュニケーションは、言葉なんかより正確に判断できることが多く、言葉以上にその人の感情を伝えることができます。

もちろん、これがうまくない人もいるので、必ずしも正確とは言えませんが、それでも温度感で判断しない人はいないでしょう。

次も会いたいと思える人は、最初に目を合わせたときの温度感が、ほぼ自分と同じ温度設定になっています。

そこから、どちらも温度感をずらすことなく、長時間維持し続けるからこそ、別れるときには「また会おうね!」と言えるのでしょう。

「会えてうれしい」という自分の気持ちが、そのまま相手から跳ね返ってくると、誰もが嬉しいものです。

そして、それこそが良好な人間関係そのものです。

だからこそ、自分の温度感を伝えきれていないと思ったら、意識して伝えるようにした方がいいでしょう。

僕は、基本的に温度が低い人間なので、結構意識しています(笑)。

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