見出し画像

独り言が暴れだすと、心身が持たなくなる。

きっと僕は、人よりも喋りすぎている方だと思います。

人といる時はもちろん、自分一人の時間でも独り言が多かったり、心の中で喋っていたりと、何かに集中しない限り、喋りが止まりません。

喋りすぎることで、誰かと話す前に話がまとまっていたりするメリットもあるのですが、デメリットもあります。

それは、「自分の本音がどこにあるのかわからなくなる」ということです。

例えば、嫌な仕事に取り組んでいるとき、ほとんどの人は取り掛かる前に「嫌だなぁ」と喋り、やり遂げた後に「やっと終わったー!」と喋る程度でしょう。

しかし僕は、心の中でずっとうるさく喋り続けています。

「面倒くさい」「で、結局何が言いたいの?」「イヤだなぁ」「疲れたな」「そもそもなんでこんな事までしなくちゃいけないの?」「全然意味が分からない」「あぁ、これは俺が悪いな」「サボりたいな…」「こんなの、やる意義がない」などなど、一つの仕事に取り掛かって、終わるまでに何言も喋りまくっています。

これでは、仕事に全く集中できませんし、すごく疲れます(笑)。

最も良くないのは自分の本音を拡大して、意味を変えてしまうことです。

初めは、「イヤだなぁ」ぐらいに思っていたのが、最終的には「こんなの、やる意義がない」とかまでに発展してしまうと、同じ嫌いでも最上級の嫌いにまで膨らんでしまっています。

そのため、喋るだけでも疲れているのに、嫌いなものをどんどん嫌いになった状態で取り組むので、最後の方はへとへとになっています。

僕が喋りすぎてしまう原因は、未だに分かりません。

寂しいというわけでもないし、誰かに理解してほしいわけでもないし、それが楽しいわけでもありません。

ただ、喋りすぎる自分を受け入れて、適切な対処法を取らないと、自分の体が持ちません。

そのために僕は、ときどき、余計なことを考える隙を与えないことに取り組んでいます。

余計なことを考える隙を与えないためには、やはり、好きなことをするのが一番です。

退屈なことをやっていると、どんな状況であっても、独り言が暴れだしてしまいます。

僕の場合は、勉強、肉体労働、部活のサッカーなどで、それとはまったく関係のない独り言が暴れだしていました。

好きなことというのは、無関係の独り言が暴れださないことを指します。

僕の場合は、東京タワーやスカイツリーなどの建造物や、動物園の生き物を一人で眺めていると、独り言が暴れる時間はなくなります。

それらに触れて、独り言が暴れない感覚を体に覚えさせたあとは、少しだけ集中力が上がる気がします。

心が乱れているときは、喋りすぎている自分を大人しくさせてあげましょう。

面白いと感じてくれた方、よろしければサポートお願いします。純粋に僕が嬉しいだけでなく、もっと量が多く、もっと高品質な作家活動ができます。どうぞ、よろしくお願いします!