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良い側面って、すぐに忘れられる。

僕の周りのほとんどが、誰かに守られて生活しています。

このご時世になっても、未だに両親の資金援助があったり、会社の制度によって、出社しなくとも給料の8割貰えるところがあったりと、本当に羨ましい限りです。

なので、僕が周りの心配をしても、心配するだけ損です。僕よりも大打撃を受けているわけではありませんから(笑)。

僕みたいな個人事業主は、仕事が減って給料が減るばかりで、給料を負担されるわけではありません。

こうなることは分かっていたのに、好奇心100%で作家業界に入ってしまいました。

こういう事態になって思うのは、僕らは本当に自分で自分を守らないといけないことです。

こういう事態になっても、生活に全く困らないぐらい売れていれば、現在困窮することはなかったのですが、それほどでもない僕は、正直ビビっています。

あと3か月後の給料が、どれだけ減らされていて、どれだけ困窮してしまうのか、予想したくもありません(笑)。

じゃあ、最初からどこかの会社に入れば良かったとも考えてしまいます。

ちゃんと会社に勤めれば、保障もしっかりされているし、同期の仲間たちもいるだろうし、そこで素敵な恋愛が繰り広げられていたのかもしれません。

こういう時に、ないものねだりは起きるものです。

しかし、本当はこういうときほど、物事の良い側面を見つめなければなりません。

何かに守られている人は、こういう僕を「損している人間」「大変そうな人間」と思うはずです。

その言葉に飲み込まれて、一瞬僕も、自分のことをそういう風に捉えてしまいます。

ただ、全部が全部そうとは限りません。

僕らの仕事は、確かに保障されていません。自分で実績を作って自分で守っていく必要があります。それは、確かに酷かもしれません。

しかしよく考えたら、毎日通勤しなくていいし、余計な人間関係を作る必要もないですし、やった分だけお金は入ってきやすいし、時間の拘束が超長いわけでもありません。

僕は、この業界に入る前に、月~金まで働く会社にいたので、その辛さも理解していました。

それなのに、こういう状況になったからと言って、それを恨むわけにはいきません。何より、好奇心が100%持てることなんていうだけで、十分幸せなはずなんです。

こんなことをしたくてもできない人もいたり、勇気を出せなかったり、挫折した人もたくさんいる中、まだ健康的にできている僕は、相当恵まれています。

こうして、良い側面を何度も思い出しておかないと、自分ばかりが損しているような気分になります。

もし、損をしていると感じている人がいたら、良い側面を忘れているだけかもしれません。

この機会に、思い出してあげましょう。

面白いと感じてくれた方、よろしければサポートお願いします。純粋に僕が嬉しいだけでなく、もっと量が多く、もっと高品質な作家活動ができます。どうぞ、よろしくお願いします!