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「愛のスイッチ」に気づいていますか?

人間には、オンとオフがあります。

日常生活で言えば、平日と土日祝日、出勤日と休日、仕事とプライベートでそのオンオフのスイッチを切り替えている人が多いでしょう。

しかしながら、時々誰もが、プライベートの時間でも仕事以上に力を込めてしまう瞬間があります。

例えば、恋愛。

相手を喜ばせるために面白い話をしたり、カッコよく見せたり、可愛く見せたり、良いお店を調べたりします。

その時は、もはや仕事と同じぐらいのエネルギーを注いでいるので、オフの時間とは言えません。

友達と遊ぶときも同じです。

相手の面白い話を聞きたいがために質問をしたり、自分の話で共感してもらいたいから熱心に話したり、人によっては相手を楽しませるために計画を練ることもあるでしょう。

そうなると、人間としてのオンとオフのスイッチは、仕事をしているかどうかで決まるわけではなさそうです。

平日や休日関係なく、人間はスイッチを自由に入れたり切ったりしながら、毎日を過ごしています。

では、そのスイッチとは何なのか。

それは、「自分が誰かの心を揺さぶろうとしているかどうか」です。

自分のとっている行動が、相手の行動を揺さぶるためにやっていれば、自分のスイッチは入っています。

誰かの心を揺さぶるのは簡単ではないので、しっかりと集中してエネルギーを消費しないといけません。

だから、いつの間にか疲れがどっとこみ上げてきて、あっという間に時間が過ぎていきます。

ということは、「正しく休む」ためには、「誰かの心を揺さぶろうとすることを止めること」が重要になってきます。

自分のための睡眠、自分のためのエンタメ、自分のためのマッサージなど、自分から誰かの心に働きかけないことで、心が落ち着きます。

休日は、そういうことに取り組むことが大事です。

しかしながら、休日であるのにもかかわらず、自分の心を揺さぶってくれる人たちが、世の中にはたくさんいます。

飲みに行ったときに面白い話を聞かせてくれる同僚、旅行の計画を綿密に考えてくれる友達、子どもたちの大好物を作るお母さん、彼氏の好みを考えて可愛い服を選んでデートに来た恋人…。

世の中はどれほど親切な人たちであふれているのでしょうか。

別にそうしたからといって、自分が出世するわけでもなく、お金をもらえるわけでもないんです。

それなのに、相手のためだけにスイッチを入れてくれる。

そのスイッチを誰かが入れてくれたおかげで、楽しい休日を過ごすことができて、また仕事も頑張ろうと思えてきます。

これほど優しい仕事はないでしょう(笑)。

あなたも誰かのためにスイッチを入れていますか?

そして、誰かがあなたのために入れてくれたスイッチに気づいていますか?

誰かのためにスイッチを入れたあなたも、あなたのためにスイッチを入れたその人も、“相手への愛”だけでスイッチを入れたんです。

急に自分が愛されていると気づいた僕は、自分のためにスイッチを入れてくれた人を数えて、その人たちへ感謝の言葉を伝えたくなりました。

しかし、いきなりこんな難しい話を持ち出されても、相手に理解されないかもしれないので、まずは形で表そうと思います。

とりあえずは、「いつもありがとう」と言いながら、ジュースを奢ることからはじめます(笑)。

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