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「自己強制」が、楽しみの幅を広げる。

「強制される」と聞くと、なんとなく嫌なイメージがありますが、僕は、自分で自分を強制する「自己強制」は、とても好きです。

他人から強制されることは、自分のためにならなかったり、ストレスを抱えながらやらないといけなくなりますが、自分で「強制すること」を決めてしまえば、案外楽しいものです。

「わざわざ強制しなくても・・・」「強制することに意味はない」と言う人もいると思いますが、これを「自由参加」にしてしまうと、すぐにやめてしまったり、中途半端な状態になってしまい、何も変化が起きないため、面白くありません。

達成感があると、人に話したくなるし、こういった企画性があることで、他人に面白く伝えることができます。

そしてなにより、強制されているなかで、「楽しみ」を見つけられるようになると、だんだんと強制感がなくなっていき、面白さにフォーカスできるようになります。

気持ちがのっていない時でも、もともと大好きなわけじゃなくても、淡々とこなすことによって、必ず景色が変わってきます。

これまで良さが分からなかったことも、こちらから身を寄せることで、だんだんと見え方が変わってきて、ちょっとずつ良いところが見えてきます。

ちなみに、今年の僕は、映像作品を年間100本観ること、本を年間100冊読むことを強制しています。

「映像作品は、映画でも、アニメでも、ドラマでも良し」「本は、書籍であれば、漫画でも写真集でもなんでも良し」といった、かなりゆるいルールではありますが、自ら強制することによって、新しいものに触れる機会を作っています。

そうでもしないと、僕はテレビのバラエティ番組かラジオ番組ばかりを摂取してしまうため、かなり偏った人間になります。

たとえ、自分が面白いと思ってなくても、「他人が面白いと思うもの」ぐらいは知っていた方が、ネタを作るときの参考になりますし、自分の新たな趣味嗜好が開けることもあります。

現在、映像作品も本も、それぞれ20作品ほど鑑賞しています。

これでも、僕にとっては息が上がっているペースです。

最初は、鑑賞時間を捻出するのも大変でしたが、今では、隙あらば何かしらのインプットをしようとしています。

今では、それがちょっとした楽しみになっているし、本当に面白くなってきています。

特に僕は、映画を観るのが得意ではありませんでした。

2時間もずっと画面やスクリーンに向かうのは、集中力の低い僕にとってはきついことだし、よくわからない作品も多い。

しかし、よくわからない作品でも、映画好きな友達と話すネタになるし、新たに気づくことも多いです。

これも、自分に強制しなければ、できなかった楽しみでしょう。

決して、ストイックでも他人からの要求でもない、そんな「自己強制」こそが、自分の人生の幅を広げてくれると思います。

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