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何も信じられないから、無駄に疲れてしまう。

自分にとって全く必要がないのに、何かしらを抱えてしまうことはよくあることでしょう。

僕の場合は、自分の仕事に時間をかけすぎたり、友達との旅行の計画・予約を担当したり、知っておいた方が良い知識を集める場合があります。

自分のやっている仕事や日々の生活だけで慌ただしいのに、自分のやるべきこと以外にも手を出してしまい、時々発狂することがあります。

「どうして自分だけ、こんなに忙しくなっているんだろう?」「何にも、好きなことできていないじゃないか…」と、残念な気持ちになることもあります。

もちろん、これらは僕が招いた結果なのですが、無駄に抱えてしまう癖は、無意識のうちに起きているので、なかなかブレーキが踏みにくいです。

そもそも、どうして無駄に抱えてしまうのでしょうか?

その理由は、3つあると思います。

①見栄を張ろうとしていること
②自分がやった方が早いと思っていること
③向上心が高すぎること

まずは、見栄を張ろうとしていること。

僕は、周りの人にできる人間と思われたいから、自分の仕事を120%の仕上がりで手掛けようとしてしまいます。

そのため、僕は他の人の3倍ぐらい仕事が遅いです。

しかし、残酷なことに、「時間をかけた仕事=評価が高い仕事」というわけではありません。

僕は、時間がかかったのに評価されない仕事があると、ものすごく辛く感じてしまいますし、見栄を張ろうとしていた計画は崩れてしまいます。

次に、僕がやった方が早いという思い込みもあります。

例えば、友達との旅行の計画・予約を僕が担当する理由は、僕がやった方が理想的で早いからです。

他の人に任せてしまうと、ところどころにケチが出てしまい、削ってはいけない部分を大きくケチってしまいます。

節約のために、ホテルのベッドを一つにしてそこで2人を寝かせたり、レンタカーを借りるという発想を持たず、6人を別々の自家用車で目的地に向かわせたりして、一体感とリラックスがない旅になってしまいます。

そこで僕は、何するか、どこに泊まるか、部屋の間取りをどうするかなど、それらを全て自分で決定します。

これは意外と大変な作業で、ものすごく労力がかかる割に、周りは楽しむことに夢中なので感謝されません(笑)。

最後に、向上心が高すぎることも災いを招いてしまいます。

例えば、僕は仕事で使えそうな知っておいた方が良い知識を集める癖があります。

関連しそうなテレビ番組は片っ端から予約して、何か使えそうなものがあれば、自分の仕事に活かします。

ただ、こんなことばかりやっていては、自分の好きな番組を観る時間が全く取れません。

もう、仕事するか寝るかの二択しかない生活になってしまいます(笑)。

いつの間にか、「俺、何しているときが楽しいんだ?」と、出口のない暗闇にいるような気持ちになってしまいます。

もちろん、これらすべてがマイナスに働くことばかりではありませんが、プラスに働く場面は多くはありません。

それなら、努力した先に何か結果が見えるものに時間をかけていくべきです。

そのために、まずできることは、他人と自分を信じてみることです。

おそらく僕は、他人に任せることが苦手で、自分がやった方が早いと思っていることが山ほどあるのでしょう。

そして、現状の自分も信じられないからこそ、何かしらで補強して、安心感を得たいのでしょう。

自分や人を信じられない理由は、裏切られる瞬間が怖いからです。

しかし、人を信じないだけで、毎日自分が苦しくなるんです。

それならば、人を信じ続けて、たまに裏切られる方がラクなのかもしれません。

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