コメント_2019-11-01_195900

【秋ドラマ】時間がないならコレとコレ

各局の秋ドラマが始まっていますが、以前に比べてテレビ離れが進んだのか、サブスクリプションも進みすぎたのか分かりませんが、10代~20代の若い人でドラマを観る人は格段に減ったような気がします。確かに、ワンパターンでお堅いのドラマが増えすぎていたり、主婦やOLに向けて作られたという意図が、かなり見えすぎているものが多いのかもしれません。

さらにネット配信も合わせるとドラマが多すぎる。そこから面白いのを観たいと思っても、ドラマ評論家みたいな人のおすすめドラマの意見になると、どれだけ斬新なテーマを扱っているのか選手権になっていたり、演技力が高い人が出ているか選手権になっていて、ストーリーとして面白いのかは、イマイチ分かりません。

しかしながら、良作はある!

毎シーズン、ドラマを観ている僕のドラマ選びの基準は、実生活と近く、1話あたりの脚本が面白いということです。時間があれば、好きな女優が出ているドラマ重視で観たり、笑いのシーンが多いドラマを選んでみていますが、時間がない時は、予想ができない展開があるドラマを観るようにしています。それが観た直後の満足感があって、最も刺激されるからです。現代の若者は時間がない人が多いと思うので、是非参考にしてもらいたいです。

そこで、今秋に観るべきおすすめドラマは、

「同期のサクラ」 「俺の話は長い」

「同期のサクラ」は、建設会社に入った若手社員5人が、世の中の理不尽さと闘う様子が描かれていて、同期が悩んでいる問題に主人公のサクラがどんどん首を突っ込んでいき、そのせいでメチャクチャにしてしまったりしながら、その同期もサクラも成長していきます。

「過保護のカホコ」や「ハケン占い師アタル」のファンなら、この作品も同じ脚本家が手掛けているため、確実に好きになれるでしょう。毎回ぐちゃぐちゃな展開になっていきつつ、いちいち心に刺さる言葉が登場してくるし、共感できるセリフも多いと思います。最新話のエピソードで出た言葉は、

「辛い時こそ、自分の長所を見失うな!」

という言葉です。これだけ聞くと、ふーんという感じになるでしょうが、ドラマ内で聞くと、心の奥底に刺さっていきます。これは、実生活にも言えることではないのでしょうか。

「俺の話は長い」は、ニートの主人公を中心に巻き起こる、家庭の問題を取り扱うドラマです。くだらない姉弟喧嘩から、思春期の繊細な恋心、家族だからこそ言えないもどかしさなど、日常生活の面白さの全てが詰まっています。

自分がニートであることを置いといて、好き勝手にものを言う主人公と、それを弾圧しようとする姉、優しく見守る母親、力を借りようとする義理の兄、両親に言えないことを話す姪っ子という関係性も素晴らしく、相性が良すぎてサクサクと見れてしまいます。ニートが言う発言なので、屁理屈のようなものが多いですが、その中にも光る名言のようなものがあります。それを楽しみに観るのも良いかもしれません。

「同期のサクラ」は、日本テレビ系毎週水曜日の22時~
特に見ごたえのある助演キャストは、橋本愛。
「俺の話は長い」は、日本テレビ系毎週土曜日の22時~
特に見ごたえのある助演キャストは、清原果耶。

ドラマ生活、意外と楽しいですよ。

面白いと感じてくれた方、よろしければサポートお願いします。純粋に僕が嬉しいだけでなく、もっと量が多く、もっと高品質な作家活動ができます。どうぞ、よろしくお願いします!