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元気がないときに書く文章が、人を元気にする。

人間というのは、日によって、元気があったりなかったりする、体調に波のある生き物です。

できれば、いつも元気でいたいですが、病気になったり、嫌なことが起きたりするのが人生なので、元気がなくなる日が訪れるのは仕方のないことです。

もちろん僕だって、何度も落ち込んだ気分のまま、1日を過ごすことがありました。

そんな時は、元気を出そうと頑張ったりもするのですが、すぐに元に戻ったり、なかなか元気を出せなかったりして、人並みの元気さにたどり着かない自分に嫌気がさしたことがありました。

しかし、毎日のようにnoteを書くことで、「元気がなくても、悪くないな」と思うようになり、少し心が楽になったことがあります。

僕は、毎日noteを更新しているため、どれだけ気分が下がろうが、元気がなかろうが、何かしらの文章を書きます。

そうすると、多少文章にも影響してきます。

明るく楽しいときは、「(笑)」とかも多用していたりするのですが、若干元気がないときは、全く使っていません。

内容も、暗めのものが多く、悩んでもがきながら書いている感じが、自分で見るとよくわかります。

とはいえ、そんな文章でも、読んでくれている人がいます。

いや、元気がないときの内面の気持ちを綴る文章だからこそ、読んでくれる人がいるのです。

元気がないとき、人は自分で精一杯になります。

だからこそ、自分の内面と向き合って、心の奥底から出てきた言葉で文章を書きます。

そうして出てきた言葉は、読んでいる人たちが言語化していなかった言葉だったり、誰にも言っていなかった言葉だったりして、より気持ちが伝わる文章になります。

自分の気持ちと向き合っている分、人の心に深く刺さる文章が書けるのです。

今までの僕は、「自分に元気がなければ、他人に迷惑をかける」と考えていました。

皆がいる前で、なんとなく不機嫌そうにしている人が嫌いだったこともあり、少なくとも自分は、元気がないときでも、明るくいようと心がけていたのです。

なので、文章を書くときも、自分の気分が出てしまうと、それは失格だと思っていました。

しかし、それは間違っているのかもしれません。

むしろ、自分の気分を正確に捉えて、それを言葉に変換していく行為こそが、文章の醍醐味なのです。

だから、元気がない、やる気がない、落ち込んでいるときこそ、文章にした方が良いんです。

誰かが、あなたの言葉を待っているのですから。

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