【入門】ルートビアって美味しいよね

久々に故郷である沖縄に帰ったときのこと。せっかく沖縄に帰るのだから、ここは沖縄でしか食べられないものを食べた方が良いと思い、沖縄県民では誰もが知っているA＆Wに行ってきました。もちろん、バーガー類やカーリーフライも美味しいことは間違いないのですが、A＆Wと言えば、やっぱり欠かせないのがルートビア。そのルートビアについてお伝えします。

A＆Wというファーストフード店は、1919年、創業者のロイ・アレンがカリフォルニア州でルートビアスタンドを開店したのがはじまり。病気の友達のために作ったと言われる、薬草が原料に含んだルートビアが大好評で、今もなおA＆Wで愛されている飲み物の一つです。詳しくは、A＆Wの店舗内のどこかを見てもらえれば、歴史の詳細が覗けると思います。

僕の感覚では、沖縄出身以外の人はルートビアをまずいと言いがちです。クレイジーケンバンドの「American Dream」という曲の冒頭でも、「歯磨きみたいなルートビア」という歌詞があります。それぐらい異色の存在を放っていたのでしょう(笑)。

最近は沖縄出身の人もルートビアがまずいと言いがちな人が増えました。初めて飲む人は要注意しながら、小さいサイズを注文した方が良いかもしれません。しかし、ルートビアはおかわり自由。僕は好きなのでどんどん飲んでしまいますが(笑)。

どうしてもルートビアが飲めない人も大丈夫です。冒頭の写真にあるように、オレンジジュースもあります。僕はあんまり飲まないですが、オレンジ好きな人が多いことは事実です。しかも、梅雨期間中に雨が降ればその日はおかわりは自由なので、ルートビアが飲めない人でも楽しめてしまいます。

話はルートビアに戻りますが、A＆Wのルートビアは、ジョッキで出てきます。よく居酒屋とかで出てくるジョッキとほぼ同じサイズで、子供の時はビールに見立てて飲んでいました(笑)。しかもルートビアは毎日おかわり自由。どれだけでも飲んでも許されます。なので高校生の時には、友達複数人で意味もなくルートビア勝負をしたり、ルートビア片手に将来のこと、勉強のこと、恋のことを話したりしました。

その時に話していたことは、未だに忘れられない思い出になっています。

僕に恋の話を持ちかけた男は、誰にでも好かれるような、マドンナ的存在に恋をしていました。しかも、その女子に思いを伝えられていません。普段もまともに話せないので、いきなり気持ちを伝えたところで、ちょっとひかれてしまわないのかも心配です。自分の魅力をどう伝えて良いかも分かりません。でも、このまま誰かに取られてしまっても嫌だ。もしかしたら、他のクラスのアイツもその女子を狙っているかもしれない。そう考えると居ても立っても居られない。

という話を４時間ぐらい聞いていましたが、ルートビアが美味しくて、僕は大した助言をした覚えはありませんでした(笑)。大した思い出ではありませんでした(笑)。

皆さんは、このエピソードよりはいい思い出を作れるはずです。旅の途中に、ルートビアを飲みながらいい思い出を作ってください。