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ごまかしを解けば、本気になれることが見つかる。

仕事、勉強、部活、恋愛など、人が本気になれることは、この世にはたくさん転がっています。

僕は、やるからには何でも本気でやりたいと思うのですが、たまに、全くやる気が出ないときがあります。

「あれ? この前なら、このことに本気になれたのに、今は全く本気になれない。やる気がない。明日が来てほしくない」

そんな風に考えて、全てから逃げたくなって、逃げれるものなら、なんでも手を伸ばしたくなる瞬間があります。

そんな時に僕は、「本気を出せない自分の精神が悪い」と思い、自分の状態を整えることをやり始めます。

たくさん寝てみたり、気分転換になることをしたり、仕事道具を新調して、自分をやる気にさせるために、いろんなことを試みます。

それでもダメなら、自分が頑張れない状態を分析して、自分なりに考え尽くします。

どういう考え方になればもっと頑張れるのか、本気を出そうと思えるのか、必死になって捉え方を変えようとします。

大体、ここまでやれば、またやる気が湧いてきて、本気になれます。

ただ、ここまでやって本気になれないことも、必ずあります。

人は変わっていく生き物ですから、以前楽しかったことが、今は楽しくなく感じることもあるので、これは当然のことです。

でも、ついつい人は、自分をごまかしたくなります。

仕事なら、「でも、やり続ければ良いことがあるかもしれないから」と言い聞かせ、恋愛なら、「でも、この人にも良いところがあるし、他の人に出会える保証もないから」と言い聞かせます。

どうしても、自分の心の変化を受け入れたくないのです。それに対して、思い入れが強ければ強いほど、変化を嫌がる気持ちも強くなっていきます。

変化を受け入れてしまえば、これまでの自分のルールが全て変わっていき、環境を変えなくちゃいけなかったり、付き合う人も変えなくちゃいけません。

変わった先に、必ずしも楽しい未来が待っているかどうかは分かりませんし、もっと状況が悪くなることだってあり得ます。

ただ、それでも「本気」だけは、絶対にごまかせないのです。

いくら理性が変化を拒もうとしても、感情は正直なものなので、本気になれないものに向き合えば向き合うほど、辛くなっていきます。

自分が何のために生きているかなんて、すぐに分からなくなります。

そんな時にできることは、自分の正直な感情を認めてあげることだけです。

本気になれないなら、無理に本気にならなくていい。本気になれることを探し続けたらいい。

まずは、ごまかしを解くことが、本気になるための第一歩なのです。

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