人生は、味方に出会うための長い旅。
僕は、友達と遊ぶことが好きです。
1日中、友達と遊んだあとは、「俺の人生、こんなに楽しくていいのか・・・」と、なぜか深刻な顔になってしまいます(笑)。
別に、大きな成功も成し遂げていないし、綺麗な女性を連れているわけでもないし、お金があるわけでもないのに、この世で一番幸せな気がしてしまいます。
男だけでワーワー楽しんでいる姿なんて、他人に心底羨ましがられることもないはずなのに、この幸せを誰にも奪われたくないと思ってしまいます。
ほとんどの人は、友達なんかよりも、お金が好きだし、異性が好きだし、家族が好きだし、仕事が好きだと思います。
「友達」なんていう脆い関係性はテキトーに扱って、そちらを大切にするでしょう。
確かに、そちらの方がメリットも多いし、その気持ちを否定したくないのですが、それでも僕は、友達を大切にするべきだと思います。
なぜ僕は、ここまで友達を大切にしたいのだろうか。
とあるドラマを観ていて、その答えが分かりました。
それは、毎週日曜22時から放送されている「日曜の夜ぐらいは・・・」(ABCテレビ)です。
第5話でこんなセリフが出てきます。
このセリフを聞いて、僕は「これだ!」と思いました。
友達というのは、無条件で与えられるものではありませんし、いなくちゃいけないものでもありません。
いろんな人と出会う中で友達になる人を選び、どちらにもニーズがあってはじめて成立するものです。
家族のような一家を守る目的もないし、会社のような利益向上の目的もないし、恋人のように性的欲求を満たすこともできない。
それなのに、自分の味方でいてくれるなんて、奇跡的な存在です。
このドラマでは「人生は、信用できる人と出会うための長い旅」という表現を使っていますが、僕は「人生は、味方と出会うための長い旅」だと思いました。
良い味方を増やしていけばいくほど、人生は豊かになっていくし、生きていて楽しくなるでしょう。
僕は友達と遊んでいるとき、これまでの自分を強く肯定できています。
こうやって、今でも学生時代の友達と遊んでいられるのは、彼らの記憶の中に、「僕といれば楽しい」という思い出があったからだろうし、僕もそういう気持ちがあるから、10年前と同じように楽しんでいられる。
人と素直に接して、正直な態度を貫いて、いつも楽しそうにしていたから、こうして良い味方に巡り会えたのでしょう。
そして、塞ぎこんだ僕の心をこじ開けてくれる人がいたから、こうして僕も、誰かの味方でいつづけられているのでしょう。
素敵な味方に出会うことを楽しみに、これからも頑張っていきたいです。
面白いと感じてくれた方、よろしければサポートお願いします。純粋に僕が嬉しいだけでなく、もっと量が多く、もっと高品質な作家活動ができます。どうぞ、よろしくお願いします!