何を言われようが、あなたの努力は間違っていない。
自分の努力が間違っている気がすると、自分で自分のことをバカにしてしまいます。
「こんなことやっても、意味がない」
「まだこんなことやっている自分は、恥ずかしい」
「こんなことしかできない自分は、周りより劣っている」
こんな風に思ってしまうと、どんな努力も続かなくなります。
いきなり目が覚めたように、自分の努力がバカバカしくなって、何をやっても無駄な気がしてしまいます。
自分よりも給料が高い人は、もっと大役を任されているのに、自分がその段階にいないと自覚した途端、自分の仕事を卑下したくなります。
自分よりもフォロワーの多い人は、もっと感動を届けられているのに、自分がその段階にいないと自覚した途端、自分の不人気を呪いたくなります。
給料の高さやフォロワーの多さで人の価値を判断する人は多いので、その人たちの言葉をダイレクトに食らうと、なおさら自分の努力が惨めになるでしょう。
数字の比較で落ち込む前に、冷静に考えましょう。
分かりやすい数字で比較されると、優劣がつくのは明らかですが、その数字は固定されるものではありません。
いつか変わっていくものですし、それで判断されたからといって、何もその人たちの価値観に寄り添って生きなきゃいけないこともありません。
そして何より、あなたの努力は間違っていません。
自分の取り組んでいることのスケールが小さいと感じると、僕らは自分の努力すらも過小評価してしまうものですが、スケールの大小に関わらずに努力したのなら、何も無駄ではありません。
目の前のことに全力を尽くして努力するからこそ、能力は上がっていくものですし、自ら人生の方向性を選んで努力しているのですから、誰の言葉も気にすることはありません。
もちろん、誰にもバカにされない数字を持ちたいものですが、それは自分でコントロールできる問題ではありません。
せいぜい自分にできることは、常に努力することぐらいです。
それを否定してしまっては、自分の全てを否定しているのと同じです。
だからこそ、自分の努力を自分でバカにすることだけは、絶対にしてはいけません。
生きる気力を自ら奪っていくだけです。
たとえ、どんなにスケールが小さくても、誰かを助けることをやっていたり、着実に力をつけていたり、価値のあることをやっているはずです。
それを自覚した途端、今度は、自分の努力を好きになっていきます。
努力する上で最も大事なのは、それを自覚することです。
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