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先手を打つだけで、自分がラクになる。

人の生産性には、「先手を打つこと」と「慌てて打つこと」の2種類の打ち方が存在すると思います。

先手を打つと、誰よりも早く物事を成し遂げられる可能性もありますが、大きな失敗をする可能性もあります。

先手を早く打ちすぎたせいで、後から変更になった時に全てが無駄になったりすれば、慌ててやった方がましだと思えます。

慌てて打つ場合は、周りに合わせてやれるので失敗する可能性は少ないですが、自分への毎回の負担は大きいです。

先手を打てば一気にやる必要はなかったのに、慌てて打ったせいで、一日そのことで肉体を酷使しなければならず、終わったころには死んだような顔になってしまいます。

これは、取り組む物事や人の性格によって差があるでしょう。

仕事や宿題では先手を打つけど、各種支払いや友達との約束は先手を打たずに慌てて間に合わせている人もいれば、その逆もいます。

それでも僕は、基本的に先手を打つ人は強いと思います。

僕が考える定義はこうです。

先手を打つ→自分が思いついたことをやる。
慌てて打つ→相手の動きを見てからやる。

先手を打つことで、それに周りが合わせてくれれば、かなり自分がやりやすいように進められますし、相手の動きをよんだ先手を打てば、相手にうるさく言われないで済むこともあります。

闇雲に先手を打っていては、劣等生扱いをされてしまいますが、相手の視点に立って物事を進めることで、ある程度の打ち方を定めることができます。

相手によって、何を大事にしているかは違います。

速さなのか、誠実さなのか、正確さなのか、笑いなのか、興味深さなのか。

そこを想像したうえで先手を打って成功すれば、一気に優等生になれます。もちろん、先手の打ち方を間違えることもあるので、かなり勇気がいることですが。

でもやっぱり、慌てて打つのは、心身ともに疲れていきます。

自分の人生を自分でコントロールしている気はしませんし、相手に依存してしまうだけなので、どうしても苦しくなります。

相手が動く前に先手を打って、自分を楽にさせたいです。

相手の動きを予測しながら先手を打つことで、人生を進めていきたいです。

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