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中途半端は、最も自分を疲れさせる。

やるべきことを先延ばしにしてもいい日があると、日頃のストレスから逃れるために、先延ばしにしてしまう人は、多いでしょう。

その日を完全休日にして、思いっきり休むのも悪くありません。

ただ、そうと決めたのなら、その日は先延ばしにしたことを完全に忘れる覚悟が必要です。

そこで、頭の片隅に先延ばしにしたことが残っていて、その罪悪感から半端に手をつけてしまうと、かえって自分を疲れさせてしまいます。

「自分の心は休みたいのに、頭では動いた方がいい」と判断した場合、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるみたいな気持ちになって、体内が故障しそうになります。

自分がどっちつかずの状態でいると、必ず中途半端になってしまいます。

昨日の僕でいうと、仕事を進めておきたいと思いながら、自分の休日も過ごしたいと思いつつ、ダラダラしたいとも思っていました。

ちょっと仕事をやっては「でも、今日までしか休めないよな」と感じつつ、ちょっとマッサージに行っては「でも、もっと自由な時間を過ごしたいな」と思いつつ、テレビを観てダラダラしては「仕事を進めないとやばいよな」と焦っていました。

自分の精神は乱れに乱れて、自分の軸足をどこに置いていいか分からなくなった僕は、全て中途半端に手をつけました。

しまいには、その中途半端な状態にも落ち着かず、とりあえず甘いものを食べて、ストレス発散を試みましたが、ただ胃がもたれてしまいました(笑)。

やはり、中途半端というのは、自分にとってあまり良くなさそうです。

中途半端では、充実した時間を過ごせる可能性は、ものすごく低いです。

何をしてても、気持ちがあっちこっちに向いているから、心が絶えず運動を続けて、だんだんと心の体力が奪われていきます。

つまり、中途半端とは、自分が自分に振り回されている状態です。

目の前のことに集中せずに、数多くのことを考える癖がついてしまうと、物事の上達は遅くなるし、完成度も下がってしまいます。

中途半端にならないためには、全ての時間を大切に扱う必要があります。

自分のスケジュールの中には、仕事の時間も、遊ぶ時間も、ダラダラする時間も、ちゃんと予定することで、中途半端になりにくくなります。

それら全てを気分次第で扱わずに、平等に扱うと決めるだけで、別のことを考える必要性はなくなります。

たとえ、仕事をしている最中に「あぁ、遊びたいなぁ…」と思っても、週のどこかで遊ぶ予定をちゃんと入れておけば、「三日後に、遊ぶ予定があるから、まあいいか」となり、無駄に心をかき乱されることはなくなります。

何かを喪失するのが怖いから、中途半端を選んでしまうのです。

自分にとって必要なものを確保すると決めれば、中途半端になることはなくなるでしょう。

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