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気持ちが届くって、簡単なことじゃない。

この世で、最もテンションが上がることは、心から承認されることです。

褒められる、絶賛される、肯定される、共感されるなど、その類のことは誰だって嬉しいと思います。

だからこそ大事なのは、気持ちを相手にちゃんと届かせることです。

承認したもの全てに、絶賛の言葉を送ることはできないですが、相手が大事なら、なるべく褒め言葉の一つくらいかけた方が良いでしょう。

僕は、誰であっても、なるべく褒め言葉をかけるようにしていたのですが、これが大人になってくると、“立場”という厄介なものが入ってきます。

僕が先輩を褒めていたら、「偉そうにしている」「お世辞を言っている」と捉えられても仕方ありませんし、僕が後輩を褒めたら「偉そうにしている」「お前に褒められたところでしょうがない」と思われるでしょう(笑)。

“立場”という概念を強く意識しすぎた結果、いつしか僕は、人に対して何か言葉をかけるのが少なくなっていきました。

普通に人と喋っていたら、どうしても褒め言葉が出てきてしまいそうなので、人を避けるようになってしまいました。

しかし、よく考えたら褒め言葉をかけるって、結構大変なことです。

どこかしらでその人の存在を知り、その人の実力を知り、その人に深く感銘を受け、その人に褒め言葉をかける手段を選び、実際に褒め言葉をかける。

ここまでの手順をこなすだけでも、体力を使います。自分の時間を割いて、相手に褒め言葉を伝えているって、確率が低いことなのかもしれません。

僕は、他の人のnoteを読んでも、スキは押しますが、なかなかコメントはしません。読んだのに、スキを押さないことだってあります。

やはり、とても体力を使うので、無意識のうちに避けているんです。

褒め言葉をかけたり、共感できると伝えたり、その人のことを肯定できるのに、すごくもったいないことをしていました。

一方で僕は、何十人の人にスキを押してもらって、たまにでもコメントを頂くことがあり、SNSでシェアしてくれる人たちもいます。

そう言うのを目にするたび、閲覧数が伸び悩んで抱えた不安とか、他人と比較して落ち込んだときの感情とか、そんなのを一気に取っ払ってくれます。

心の中から爽やかになって、またパソコンに向かおうと思えます。

人の言葉には、それほどのチカラがあるんです。

僕も皆さんに気持ちをもらってばかりではなく、伝える必要もあるなと思いました。

今の僕のやり方は、誰かの記事に共感したり、面白いと思ったら、自分の記事に変えています。

しかし、そこに相手の名前を出しているわけでもないので、僕の気持ちはちゃんと届きにくいです。

相手のためになるなら、“立場”なんて気にせずに、言葉をかけていくのもいいなと思いました。

スキのボタンを押すのは簡単ですが、スキの気持ちを伝えるのは簡単じゃないのですから。

そして、僕に気持ちを伝えてくれる皆さん、本当にありがとうございます。

面白いと感じてくれた方、よろしければサポートお願いします。純粋に僕が嬉しいだけでなく、もっと量が多く、もっと高品質な作家活動ができます。どうぞ、よろしくお願いします!