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あなたは、“あなた自身”に振り回されている。

名著『反応しない練習』では、あらゆる悩みが消えていくブッダの超合理的な「考え方」を、現代人の生活様式に落とし込んで、丁寧に書かれています。

この本では、「悩み」の根源は反応してしまうからだと述べられています。

同じ環境下においても、反応する人と反応しない人がいます。

車の渋滞、満員電車、長々と待たされる行列など、それに敏感に反応する人は、ストレスが溜まってきて、悩みを大きくしてしまうのです。

そういう癖を持っていると、誰かに言われた言葉や、自分のミス、サボってしまったことなどにも反応して、怒りの反応オンパレードです(笑)。

そこで、この本では反応しないことのメリット、実践方法、どんなことなら反応していいのかなどについて詳しく書いています。

僕は、人と接することが少なくなって、誰かに反応してしまうことが多くなりました。

ノロノロしている店員、怒りをぶつけてくる人、誰かの何気ない一言、何もかも反応しては、怒ったり、落ち込んだり、恨んだりしていました。

しかし、そればかりになっていると、心が疲弊していきます。

取り組むべきことがあっても、他の反応に邪魔されて、なかなか進めることができず、余計に自分を苦しめていました。

苦しまないために、まずできることは、『反応している自分を自覚すること』です。

反応している自分に気がつき、その反応を手放すことが大事なのです。

反応を自覚することで感情を抑えやすくなるし、短気になりがちな自分を改善しやすいです。徐々に徐々に変わっていくことで、悩みが少ない自分になれるのです。

そんな強い自分を作るために、『反応しない練習』は必須です。

反応しない練習を繰り返して、強固な自分を作り上げて、どんな時も平然と生きていける自分に仕上げる必要性が理解できました。

反応しすぎる体力があるなら、反応しない練習を続ける体力もあるはずです。反応しない世界は、快適な世界です。

イライラしがち、悩みがちな人は、是非読んでみてください。

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