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教えたくないし、教えられたくない。

ここ数年で、自分の苦手なことがハッキリしました。

それが、「教えること・教えられること」です。

義務教育の時から、人に教えてもらったり、人に教えたりする光景が当たり前だったので、それが苦手だとは把握していませんでしたが、大人になってからは、教えることや教えられることを避けたくなりました。

大人になってようやくわかったのですが、教えることというのは、「誰が言うのか」が重要になってきます。

教えられる側が求めていなくちゃいけないし、言い負かせなくちゃいけませんし、納得させられるようなことを言わなきゃいけません。

この3つの条件を、学校の先生は満たすことができますが、23歳の僕は、なかなか満たすことができません。

立場的に上になることがないので、たとえ、僕がどんな良いことを言ったとしても、相手を言い負かすことも納得させることもできません。

圧倒的な結果を出して、教えを求められるまでは、何を言っても伝わらないことが多いので、僕は教えることを避けています。

そして僕は、教えられることは、もっと苦手です。

教えられることの一番のデメリットは、感情をコントロールできないことです。

自分の知らないことを純粋に知りたいだけなのに、相手の感情を知らないといけません。

特に僕は、物覚えが悪いので、相手から嫌な顔をされることが多かったです。

自動車教習所では散々キレられましたし、難しい授業では置いていかれることが多かったし、バイト先では呆れられていました。

そういう感情をむき出しにされると、相手が怒ってしまわないかに気を遣ってしまい、本質の学ぶことに集中できなくなります。

何かを達成することよりも、相手を怒らせないことが一番になって、学ぶことも楽しくなくなります。

なので、できる限り教えられたくありません(笑)。

教えてもらわないといけないことは仕方ありませんが、自分一人で学べることは、なるべく自分の力で学んだ方が良いです。

そして、世の中は常に教えてくれる人ばかりではないうえに、教えるのが上手い人ばかりではないので、教える人を責めることもできません。

結局は、教えられる側に責任があるわけです。

なので、教えることも教えられることも最小限にして、なるべく独学に励むのが一番です。

しかし、独学には強制力がないので、意志力を鍛えないといけません。

それはそれで、結構大変です。

もう二度と、学生には戻りたくありません(笑)。


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