べろべろのちいかわw
「ンショ…」
あれ?この天井は?
ぼやーっと青い耳が見える、ハチワレ?
動こうにも手が拘束されていて動けない
なんでこんなことになったんだっけ?
「ステキなー!!姫さまからテキーラタワー入りました!」
「わ、わぁ」
お酒検定に受かってないの説明したのになんで?!
誘った人をチラリと見ても知らんぷり、ハチワレは他の卓で姫さま?と楽しそうにしている
これ、飲まなきゃいけないのか
「んっんっ」
「かわいい〜♡♡」
「んんっ」
お酒ってこんな味なんだ、からい?喉がすごい、でも楽しい
「わァ~…」
「酔っ払ってきちゃったの?頭撫でていい?」
こくっと頷くとお姫が撫でてくれた。もっと飲まなきゃ
「ンショ…」
「わー、いい飲みっぷりだね!」
サイコー!!
ん?あれ頭がクラクラしてきた。気持ち悪い?姫に断りトイレへ向かう
何だかよく眠れそう
「大丈夫?」
あっハチワレの声だ
「ふふっ」
「大丈夫なのかな?」
「ふふっ」
「大丈夫じゃ無さそう!」
ドンドンドアを叩かれたので気力を振り絞ってカギを開ける
そうか、だからこんな事に?
手が管のようなものに繋がれている
「お酒検定に受かってないのに飲むのは犯罪ですよ」
「あ、あ、」
ハチワレが事の経緯を必死に説明している
「なるほど、それならお店の責任もありそうですね、店名を教えてください」
エラい人は色々と聞いたあと去っていった。
すぐに退院は出来たが請求書の金額にビックリした。働いたのにマイナスになってしまった。
「びえーーー!!!」
「お酒検定一緒に受けようね」
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?