見出し画像

移住支援も大切だが、講座も必要なワケ

こんにちは!稲田佑太朗です。ローカルシフトアカデミーで東京一極化集中の解消について事業を実践し、検証をしていることについて綴ります。

移住の課題は仕事の有無ではなく、ワクワクの醸成です。

移住の現状

内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局が、地方移住の増加に向けた広報戦略を立案するた めに東京圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)在住者の「東京圏以外の地域(地方圏)での暮らしの意識・行動を把握するためのWEBアンケート調査(令和2年1月)とグル ープインタビュー(令和2年2・3月)を実施しました。

その結果、東京圏在住者(20~59歳)の49.8%が「地方暮らし」に関心を持っていることがわかりました。(参考:https://www.chisou.go.jp/iikamo/column/column01.html

移住ハードルの整理

移住を考える上の重視点は、 「生活コスト」、 「仕事」、「買い物の利便性」、「交通の利便性」、「医療、福祉施設の充実」を挙げる人が多い状況です。(参考:https://www.chisou.go.jp/iikamo/column/column01.html

また、別の調査でも同様に、地方移住にむけた不安や懸念事項は「就業できる仕事がみつかるか」59%、「移住先のコミュニティになじめるか」49%となっており、「仕事」と「地域コミュニティ」に対する不安があります。(参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001127.000002302.html


本当の課題は、”自分のしたい”仕事がない

地方には、「仕事がない」と言わますが、本当なのでしょうか。

有効求人倍率を見てみると、それは事実ではないとわかります。



それでは、「仕事がない」とは何なのだろう。

もしかすると、「自分がしたいと思う仕事がない」のでは?

地域には多くの資源や有休資産があり、新富町ではこの資源を活用してビジネスを行っています。

しかしながら、いきなりビジネスを作るや起業と言われても足踏みしてしまいます。

だからこそ、移住を行う前に起業家育成講座を受講すると、自分のしたい仕事をつくるキッカケになります。

これまでの移住促進で実施されていた町の魅力を知るということだけではなく、町の資源や課題などを活用し、自分自身が新しい価値を創造できるところをイメージされることが、これから求められる。

だからこそ、僕はローカルシフトアカデミー(起業家育成講座)を実施しています。もし、ご興味のある自治体さんがいらっしゃいましたら、事例など共有させていただきます。

ご覧いただき、ありがとうございました!

この記事が参加している募集

#この街がすき

43,653件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?