見出し画像

小林高等学校の職員向けに対話研修

11月30日に職員研修として、宮崎県立小林高等学校の先生たちと対話を行う時間をいただいたので学校の先生向けに「校長インタビュー」と「先生同士での対話」を行いました。


素直な感想としては、『主体的対話的な深い学び』と学習要領の中で示されているが、現場には対話を体感したことがない先生が多いんだなと驚きました。


全職員での再確認、私たちの学校へ変化

画像2

校長インタビューでは、学校の目標や経営方針についてインタビューしました。徹子の部屋方式で、インタビューの様子を先生たちに見ていただきました。

担当した先生から「校長先生があそこまで話してくれるとは思っていなかった。」「校長インタビューで本校の教育目標や経営方針を全職員が再確認できた。」と第三者がインタビューすることで、噛み砕いて話す様子が再認識の役に立ちました。


自分自身を見つめ直せた、先生同士の対話

iOS の画像 (4)

先生同士の対話では、哲学対話ファシリテーターで学んできたことを共通のルールに入れて、対話を実施しました。参加した先生からは、「意見を一つにまとめようとされなかったことに驚きました。今の自分を素直に客観視することができ、とても興味深かったです。」と嬉しいコメントをもらいました。


今回の研修は、こゆ財団の教育イノベーション推進専門官の中山隆さんから
お話をいただきました。他にも心理的安全性の専門家である福島あずささんなど、心理的安全な場をつくるワークショップを行いながら、先生たちが失敗を賞賛する研修でワイワイ盛り上がっていました。中山隆さんは、先生たちに対して海士町での探究経験について事例共有をしていました。中山隆さんの講義は、笑いありで先生たちにとって、とてもわかりやすいお話でした。(特に、メルマガの話があるあるで盛り上がってました)


以下、参加された先生たちの感想です(一部抜粋)・生徒を動かす変えるためには教員側が動いて変わらないといけないということを感じました。
・面白かったです。新しいことをやる何かを作り出すことは大変というよりもワクワクや楽しそうだなと思いました。
・いつもの形式的な研修ではなく、職員間で久しぶりにざっくばらんに意見交換できた。
・30年前だったら職員室の当たり前の姿でした。私たちは、こういう時間や場所や雰囲気が欲しいのではないか。
・自分自身を見つめ直せた
・仕方なく研修参加という所が、次の活力に変わっていった
・私たちの仕事への使命感がストレスからやる気へ変えていただいたことに感謝
・対談から始められる授業や指導を考えたい
・非常に内容が深くあっという間の2時間でした。さらに深く学びたいので、今後自ら実践研究したい
・考えを出し合う手法を学ぶことができた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?