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お茶ひとつとっても

昔からどんなお茶を飲むときにもかなり薄めに作るのが私流…と思っていたのですが、実は過敏性腸症候群が原因だったのかもしれない、と最近は考えるようになりました。

お茶の濃さで変わる?

過敏性腸症候群の方の症状を抑える食事方法として低FODMAP食があります。FODMAPの詳しい説明は抜きにしてしまいますが、高FODMAPの食材を避けると言うのが基本的な食事方法です。お茶も濃く淹れたものは高FODMAP、薄いものは低FODMAPになるようなんですね。(多分何かの成分量のお話なんだと思いますが、私は専門家ではないので得た情報をそのまま記憶しています。)

このくらいのお茶の濃さがベスト

私が作るお茶がどれくらい薄いかというと、お湯1Lに対して、紅茶の場合は3gです。大体どこの紅茶メーカーでもお湯150mlに対して、茶葉を2~3gほどとしていますので、紅茶メーカーからすると薄すぎてもう紅茶ではない飲み物と言われても仕方がないくらいの薄さに仕上げています。緑茶も同様で種類によって茶葉の量とお湯の量が変わってきますが、大体はお湯200mlに対して茶葉が4gほどを推奨していますが、私はお湯1Lに対して茶葉2gにしています。

おそらく、過敏性腸症候群の方でない方からするとそんなに薄くておいしいのか?と思われるかもしれませんが、この薄さがおいしいと思っています。しっかりとそれぞれのお茶の味も感じます。メーカー側が推奨している量の茶葉で淹れた紅茶やお茶は濃すぎて飲めないですし、よそのお家や取引先で出されたお茶はそのまま飲みますが、体調が悪くなることが多く出来れば自分で淹れたお茶以外は飲みたくないと言うのが本音でもあります。

それは簡単なこと

お茶ひとつとっても、私は過敏性腸症候群の症状が出てしまうので、食べるものや飲むものにもかなり気を使うようになりましたが、自分の体調が安定するなら簡単なことだと思っています。過敏性腸症候群ではない方から「かわいそう」や「大変だね」と言われることもありますが、本当にかわいそうな状態や大変な状況なのは自分がどんな食べ物や飲み物で体調が悪くなるのかが分からずに、その食べ物や飲み物を口にしてしまうことかなと私は思います。

体調が安定すると精神的にも楽ですし、「またお腹が痛くなったらどうしよう…?」と言う不安から解放されることでストレスを感じる事も減ったように思います。それと引き換えに失ったものは小麦や砂糖、一部の乳製品ぐらいで、本心はようやく自由を手に入れた、そんな気持ちです。

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