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「コンテンツは誰が書くんだ問題」と地方中小企業のWeb活用。

Webサイトは大きく3段階に分かれます。

1. 戦略策定&サイト設計
2. サイト制作
3. サイト活用

建築で言えば1が設計で、2が施工に該当すると思います。3は完成した店舗やオフィスでの事業活動ですね。建築業務でいうと1は設計士、2は現場監督者のイメージです。3は完成した店舗で働く社員さん。

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2のサイト制作で、建築なら資材に該当するのが「コンテンツ/デザイン/コーティング」の3つに大雑把に括れるとして。建築とWebの大きな違いだと思っているのが、「コンテンツは誰が書くんだ問題」です。

Webにおけるコンテンツは住宅でいったら柱や土台にあたるめちゃくちゃ重要な要素ですが、Webではどこから仕入れるのかブラックボックスだったりします。下手するとWebディレクターが自給自足で書いたりします。建築でいったら現場監督が自分で林に入って木を伐採して加工して柱にしているようなものです。これはキツい。無茶です。建築業界だったらあり得ないはずです。

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コンテンツ問題の要因はその大体が「書き手がいない」か「予算がない」だったりします。

コンテンツは店舗だったら柱や土台に該当するのに「お金がないから何とかして」はやっぱり無茶な話です。でも、お金がない…となったら選択肢は2つ「諦める」or「自分たちで書けるようになる」です。

これまで何となく受けてきた&やらざるを得なかったWeb業界も、今後は同様には受けられなくなってくると思っています。

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人口減少による慢性的な人手不足はもう見えています。採用力が弱く人材の維持も難しい&旧来の営業活動では現状維持すら難しい地方中小企業にとって、Web活用の重要性はより増してきます。そんな時、選択肢の有無は戦術に大きく関わってきます。ぜひ今から準備をお薦めします。

Webの前提

  • コンテンツは建築における柱や土台

  • 建物の肝であり費用がかかる

選択肢

  • 予算をかける

  • 諦める

  • 自分たちで書けるようになる


関連note

「自分たちでコンテンツを書けるように取り組もう!」となった場合、見逃されがちなのが社内評価のリニューアルです。経営層や上司が「書け!書け!」といってもほぼ書けるようになりません。当たり前ですよね。これまで「書ける人」を評価する会社じゃなかったんですから。ぼくだったら書かない。
詳しくは社員評価制度の「穴」を埋めないと企業SNSやコンテンツ作りは難しいにまとめていますのでよかったらご覧ください。

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