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これからの地方企業に必要なマインドチェンジ。

・日本の中小企業はこれから社内リソースが足りなくなる
・だから「外部のスキルやナレッジ」を上手く使う素養が必要
・そのために「コラボレイティブ(collaborative)な仕事の進め方とマインドチェンジ」が必要になる

ここまでは下記のnoteでも考えていました。

これからの地方企業にとって重要なキーワードになるかもしれないコラボレイティブ(collaborative)


どんなマインドチェンジが必要か?

じゃあ、どんなマインドチェンジが必要になるのだろうと考えたところ、「手を組むパートナー側の倫理や矜恃を尊重する」ではなかろうか…と思うようになりました。

業界や職務にはそれぞれの倫理や矜恃があります。住宅設計士には設計士の、シェフにはシェフの倫理や矜恃があるように。

その多くは道徳面だけでなく、安全性や品質担保に繋がっています。「安全性や品質に関わる部分は絶対譲らない」「ユーザーの利便性を高めるための法則は譲らない」という倫理や矜恃は専門家だからこそのものです。また、倫理や矜恃にこそ専門性が詰まっていると言えるかもしれません。

外部の専門性を活かすために必要な姿勢

「外部のスキルやナレッジを活かす」の最大のメリットは外部の専門性を自社事業に活用することです。それなのに、これまで通りに「発注者でござい」とパートナーの倫理を踏みつぶすような行為は本末転倒です。また、質の高いパートナーほどそういった企業から距離を取るようになるのは明らかです。

だからこそ「地方企業はコラボレイティブ(collaborative)な仕事の進め方とマインドチェンジが必要になる」と思っていたのですが、具体的な指針がないと行動に落とし込めないですよね。

「手を組むパートナー側の倫理や矜恃を尊重する」が現時点では一番分かりやすいかも…と個人的に思いました。

少なくともぼくは倫理や矜恃に理解を示さない人や企業と仕事はしたくない。その姿勢は企業単位でこれから一般化されてくるはずです。

「お金を出しても買えない/サービスを受けられない」この状況は地方企業にとってかなりリスクです。リスクヘッジとしても重要なマインドチェンジだと思っています。


関連note

「顧客の思いつきより、ユーザビリティを優先する」というWeb制作会社の倫理や矜持。

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