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チャットは文章修行の場になる。

地方中小企業のWebマーケ支援をしていると、「コンテンツの重要性は分かるのですが、テキストを書くのが苦手で…」という顧客が一般的です。特に製造業の方に多いイメージ。 皆さん、文章を書くのに専用の才能が必要だと思い込んでいますが、Web活用において必須なのはそこではないんですよね。

必要なのは「主語と述語と目的語」の徹底です。文章の苦手意識を解決したいのなら、やるべきことはそこです。美文なんて必要ありません。



文章が苦手な人の特徴

文章が苦手な人には「チャットでの指示内容が分かりづらい」という共通項があります。主語や目的語が曖昧で、受け手側は何をしてよいのかよく分からなかったりします。例えばWeb修正で「◯◯をしてください」とだけ送ってくるような。

分かりづらいチャットの例

「◯◯をしてください」
 ↓
「△△をするために、Aのページに◯◯をしてください」

「◯◯をしてください」だけでは当然何をしてよいのか分かりません。
「△△をするために、Aのページに◯◯をしてください」であれば受け手側はすぐ動けます。

Web活用においてコンテンツが重要なのは「ユーザーの課題解決」に繋がるからです。そのために必須なのは美文ではなく明快な文章構成です。


チャットやメールで文章の修行ができる

明快な文章構成は日常業務のチャットやメールで充分できます。

・主語と述語と目的語を徹底する(省かない)
・何を伝えるかを明快にする(意図をもつ)

メールやチャットを書く度に上記2点を意識して、3ヶ月も続ければ身につきます。「文章が苦手で…」という方は大抵これができていません。足りないのはスキルではなく、「他者にわかりやすく伝える」という意識の不足です。
目を養うようなものなので、3ヶ月もやれば充分です。通常業務でのトライで十分なのでぜひ試してみてください。通常業務をやりながら分かりやすい文章の修行になるので一石二鳥です。


関連note

中小企業様から「書けるようになるにはどうしたら…」とよく聞かれます。事業の成長にWeb活用が必須になってきた今、「書けない」という問題は無視できません。
「書くこと」についてのnoteをいくつも書いているのでよかったらご覧ください。

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