見出し画像

ガッツとベイジ枌谷さんとイチローとハラヒロシさんと吉田兼好が言っていること。

ベイジ枌谷さんのTwitterを見て、本当にそうだなあ…と思いました。

もっと知識が身に付いたら、もっと文章が上手になったら、といって情報発信がなかなかできない人には、「何十年も修行して達人になるのを待ってから戦場に出るつもりか?」というガッツの言葉をお送りします。


“「何十年も修行して達人になるのを待ってから戦場に出るつもりか?」というガッツの言葉をお送りします。”

あのガッツとあのベイジ枌谷さんがこう言っているんだぞ。と勝手に胸アツになりました。

ちなみにガッツは名作漫画『ベルセルク』の主人公です。


そういえば、デザインスタジオ・エルのハラヒロシさんもこんな風に言っていました。

打席に多く立つのは大事だけど、できれば楽しく立ちたい。 有名な話ですが、イチローさんの「打率より安打数」の考え方が好き。打率を意識すると失敗の確率の方が高いから打席に立つのが怖くなると。 「ヒット一本増やしたい」というポジティブな気持ちが打席に立つ“楽しみ”に直結していたそうです。
もちろん打率はいいにこしたことはないけど、どっちにせよ失敗はする。それを気にせず打席にどんどん立って、ヒットを狙う。ヒット数は積み重ねだから減ることはない。

“イチローさんの「打率より安打数」の考え方が好き。打率を意識すると失敗の確率の方が高いから打席に立つのが怖くなると。
「ヒット一本増やしたい」というポジティブな気持ちが打席に立つ楽しみに直結していた”

あのイチローとあのエル・ハラヒロシさんもこう言っていると思うと胸アツです。


TIPSより実践

・まず打席に立つ
・打席に立ち続ける
・打席の実践から学ぶ

色々な仕事のTIPSをコレクションしたとしても、この3点には敵わないんじゃないかな…と思っています。打席に立っていれば嫌でも学ぶので。学ぶから成長するし、成長するから上手くなる。「上手くなってから打席に立とう」は順番が逆なんですよね。

「もっと知識が身に付いたら、文章が上手になったら情報発信しよう」と思っている人は、「打席に立つのは嫌だけどホームランは打ちたい」とほぼ同じで。それは物理的に無理じゃないかなあ…と思っています。まず打席に立たねば。あなたが空振りしても誰も見ていないけれど、自分への学びは得られます。


徒然草の吉田兼好も言っている

知人がTwitterで徒然草を紹介してくれました。

ちょっと徒然草を思い出しました。
“これから芸を身につけようとする人が、「下手くそなうちは、人に見られたら恥だ。人知れず猛特訓して上達してから芸を披露するのが格好良い」などと、よく勘違いしがちだ。こんな事を言う人が芸を身につけた例しは何一つとしてない。”

徒然草の第百五十段です。原文はこちら。

能をつかんとする人、「よくせざらんほどは、なまじひに人に知られじ。うちうちよく習ひ得て、さし出でたらんこそ、いと心にくからめ」と常に言ふめれど、かく言ふ人、一芸も習ひ得うることなし。

https://tsurezuregusa.com/150dan/


ぼくたちは900年前から同じことを言われているんですよね。打席に立ちましょう。


関連note

企業のWeb活用において、コンテンツを書くのは仕事です。間違いなく。「もっと上手くなってから」とズルズル先延ばしにしているのは仕事としてちょっとおかしい。営業の方が「客先訪問はもっと上手くなってからにします」なんて言わないですよね。仕事なんだからやりましょう。というnoteです。よかったらご覧ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?