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とても素晴らしかった映画。『窓ぎわのトットちゃん』

世間の評判がよく、「この人の目利きは参考になる」といつもTwitterを楽しみにしている方々の評判も高いのに自分は全然ダメでしょぼんとして帰るという映画が続きました。『ゴジラ-1.0』『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』ぼくは両方ダメでした。

ゴジラ-1.0
鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎

がっかりしながら観終わってTwitterで感想を漁るも絶賛ばかりでさらにしょんぼりするという負のループ。みんなが「いい!」と評しているところが自分にとっては「あまり好きじゃない」ということばかりで。信頼している方の絶賛コメントを読んでも全然共感できず、まるでパラレルワールドのような孤独感。

おれはもう映画の良さが分からない人間なのかもしれない…とすっかり自信喪失の中おそるおそる観た『窓ぎわのトットちゃん』がとても素晴らしかったんですよね。アニメーションという手法に相応しい作品でした。豊かで歪で悲しくて美しくて強い。

窓ぎわのトットちゃん

観客が少なくて苦戦しているようですが、将来的にマスターピースになるだろう作品だと思います。アニメーションだからこその世界観を十二分に発揮している。劇場で観れてよかったです。上映が終わってしまうかもしれないので映画館にぜひ。あ、もちろん『ゴジラ-1.0』『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』が良かったという方にもお薦めできる作品です。時代背景も似ています。よかったらぜひ。

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