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地方中小企業は「Web活用×広報活動」をコツコツやるのが大切。かも。

最近、「稲田さんのnoteを見まして…」という相談や問合せを少し頂くようになりました。ありがとうございます。

前にも書きましたが、ぼくのnoteはWeb制作会社の人にとったら「何を当たり前のことを。知ってるよ」という内容なんですよね。ぼくもそう思います。制作会社では耳タコな内容ばかりです。

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SNSやnoteの活用を2年前から意識的に始めて、下記3点を学びました。

  • 当たり前のことでも臆さず書く(意外と皆コンテンツにしていない)

  • 「知られること」はやっぱり役立つ。まずはそこを目標にする(ただし2年はかかる)

  • その意味でも企業は「広報」をちゃんとやった方がいい(特に地方企業)

無名な地方企業ほど「知られること」が足りていません。そして、殆どの会社が広報活動をしていません。逆に言えばそこは全部伸び代です。

中小企業から見た広報活動のメリット
中小企業が広報活動を行うメリットは大きく3つに分けることができます。

1. 認知獲得による、問い合わせの獲得
 ・自社についての認知が獲得できる
 ・認知した消費者の一部から問い合わせを獲得することができる

2. 正しい理解醸成による利益が出る事業基盤の構築
 ・組識齟齬なく強みが伝わるので、競合に埋もれずに選ばれる
 ・第三者からの信頼をもとに、有益な取引条件を提示できる
 ・導入意思決定者、利用者が特徴を理解することで、リピート率向上

3. 人材強化基盤の構築
 ・サービス認知向上により、企業認知が向上。採用強化、優秀な社員の採用
 ・第三者からの声をもとに、従業員の満足度、定着率向上

「1、認知獲得」以外は短期ですぐに効果が上がるものではありませんが、広報活動に中長期でじっくり取り組むことで、正しい理解を得ることができます。この蓄積がブランディングに繋がり、目先の売上を立てることだけに視点を向ける活動から開放されます。

【広報戦略とは】中小企業の広報戦略を考える

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広報活動はかなり地味な積み重ねです。基礎作りに2年はかかるので、「そんなに時間かけられない」と手を付けていない企業が殆どだと思います。もちろん短期的な成果の出やすいWeb施策もやるべき方ですが、恐らくそれは「やって当たり前」になるはずです。当たり前だからやるべきですが、それだけだと自社の勝ちパターンを作りきれない(かもしれない)。

「Web活用×広報活動」をコツコツやるのが地方中小企業ではアドバンテージになる。かも。とこの2年で思いました。


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