Webディレクターに必須な「悪文の再構成スキル」をどう伸ばすか。
Webサイト制作では「顧客から提供されたテキストが悪文で何とかしなくてはならない」というケースがあります。理解するのに3回は読み返さないと分からない文章も珍しくありません。特に製造系BtoBに多い。対応するのはだいたいWebディレクターです。(ライターさんにお願いできることもありますが
Webディレクターに必須な「悪文の再構成スキル」
あまり語られませんが、Webディレクターにとって「悪文の再構成スキル」は必須能力です。ユーザーは課題解決を目的にサイトに訪れます。伝わらないコンテンツでは意味がありません。 顧客の悪文をそのままコピペしてWebページを作る人がいたとしたら、その人はWebディレクターではありません。(暴論)
地味だけど必須な「悪文の再構成スキル」ですが体系的な修行が難しい。参考書があるわけでもなく、経験を積むしかないからです。でも、それだと知見の共有や新人育成に困る。必須能力なので座して待つわけにもいかない。Web制作会社共通の悩みではないでしょうか。
よいアイデアを思いつく
今日いいアイデアを思いつきました。
Web用の悪文は顧客から日々届きます。それは生きた教材です。「そのまま例題として使えばいい!」と閃いて早速ディレクター陣に共有。制限時間も入れました。「何だこの文は!」とみんな悪戦苦闘していました。笑
悪文ライブラリーと回答例を貯めていけば新人ディレクター用の良い教材になりそうです。 いつか、「悪文例と改善例」として顧客にも配布できるかもしれません。我ながらよいアイデア。これから一年が楽しみです。
参考note
悪文再編成の修行で一番難しいのが「例文の作成」です。悪文を作るのって本当に難しいんです。 最大級に素晴らしかったのがベイジさんの『ビジネスに役立つ上手な文章の書き方11のコツ』です。
悪い例文が豊富に揃っていてマジで尊い。勉強になりますので興味ある方はぜひ。
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