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「中小企業 × 製造系BtoB」のWeb活用に注力する理由。

ぼくは「中小企業 × 製造系BtoB」のWeb活用に注力して仕事を進めていますが、その理由は下記の3点です。

  1. 中小企業は日本の99.7%を占める

  2. GDP構成比の20%が製造業

  3. 営業支援におけるWeb活用が遅れている


日本の業種別GDP構成比(2019年度)

日本の業種別GDP構成比(2019年度)


製造業の現状と課題

製造業は我が国 GDP の2割弱を占める基幹産業であるが、近年、生産拠点の海外展開や一部業種における競争構造の大きな変革等に伴ってGDP 比率は低下している。今後も海外市場の拡大が見込まれる一方、新たなイノベーションや技術を産み出し、他産業への高い波及効果を持つ製造業は、日本経済にとって2割という数字以上に大きな意味合いを持っていると考えられる。実際、米独等も次世代型製造業への転換政策を打ち出しており、製造業の重要性を見直しつつある。

我が国の産業構造を支える製造業(経済産業省)


市場はある。ニーズもある。ただ、このままだと弱体化する。

その意味においてはこれから上り調子の市場やターゲットでもありません。勝馬に乗る選択肢でもありません。特に地方の製造系BtoBなんてどうなってしまうんでしょう。個人的には中小企業を対象にしたM&Aが加速度的に進むと思っていますが。


-5を0にして生まれること

でも、やらないよりやった方がいいじゃん。と思っています。地方BtoBがWeb活用に本気で取り組むことでまず起きることは「今まで損なっていたかもしれない顧客や営業機会の可視化」です。0から1を生む作業ではありません。Webは魔法じゃないし。

ただ、-5を0にするのはできるかもしれません。つまり、あなたの会社の本来のパフォーマンスを可視化する作業です。

あなたの会社の製品や技術が本来出会うべきだった顧客、市場、ニーズとの接点をつくるのがWeb活用です。その源泉はWebではありません。あなたの会社の製品や技術がもつバリューです。Webはバリューを増やせません。でも、伝えることには少しだけ力になれます。-5の現状を0にすることはできるかもしれません。頑張れば。上手くいけば。


自社の価値を再発見する

-5を0にできたら、製品や技術のバリューをもう一度再認識できます。なぜなら、バリューはあなたが決めることではないからです。価値を決めるのはユーザーです。-5を0にできたら、自社の製品や技術の価値を再発見できたら、これまでとは違う市場や手段、考え方や製品開発が見えてくるかもしれません。

地方BtoBにおけるWeb活用の役割
・本来の企業パフォーマンスを可視化する
・自社の製品や技術の価値を再発見する

それが地方BtoBにおけるWeb活用の役割だと思っています。-5を0にする。本来の姿を知る。自社の価値を知る。それでダメだったら仕方がない。実力なんだから。でも、自社の実力を知らずしてダメになるのはすごく嫌だ。


ただ時代に呑み込まれるのはすごく嫌

やるべきことをやらずして時代に呑まれていく。「そういうのがすごく嫌」という個人的な欲求があります。基本的に抗いたい人間なので。

そういう個人欲求とボリュームゾーン×市場×ニーズの組み合わせで、「中小企業 × 製造系BtoBのWeb活用」に積極的というのが自分のスタンスなんだと思います。勝馬ではないがやる価値はある。


製造系BtoB企業以外もやっています

とはいえJBNも会社なので、Web制作に関しては幅広くやっております。製造業だけでなく観光や大学やBtoCもやっています。特に最近は「HubSpotとCRMで事業成長をサポート」をテーマにお客様の事業推進に貢献すべくがんばっています。何かありましたらお気軽にご相談ください。

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