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ホテル櫻井、どうだった?

こんにちは!片貝まいです。
先日久しぶりに草津温泉に1歳になる娘と私の両親とで行ってまいりました。
久しぶりの温泉にわくわく!と同時に、娘は初めての大浴場で、うまく入れるか・・・。という不安もありながら、ホテルまで向かいました。
今回宿泊したホテルは「ホテル櫻井」です。草津温泉に行ったことがある方は皆知っているであろう超有名老舗ホテルです。

私はホテルニューオータニ出身なので、大きなホテルは大好きです。でもこれまで草津に泊まる際には、こぢんまりとした旅館ばかりを選んでいました。今回なぜ櫻井を選んだかというと3つの理由があります。

一つ目は、ビュッフェスタイルで食事が楽しめること。コロナ禍では部屋食を希望して静かに食べていましたが、5類感染症に移行したため、久しぶりにバラエティ溢れるメニューを好きなだけ食べたいという思いが沸き上がりました。それに、娘がようやく離乳食ではない食事を食べられるようになってきたので好きなものを自分で選んで食べられるようにと、ビュッフェスタイルを選びました。

二つ目は、湯もみ・太鼓ショーが行われること。これは櫻井名物ということで、毎晩館内の広場で開催しています。娘は今音楽にとても興味があり、曲が流れると踊り出すようになりました。そんな娘にぜひ生の和太鼓を聴かせてあげたいと思いました。

三つ目は、館内の広さです。ロビーにあるドリンクバー、お土産店、温泉、ゲームコーナーなど、館内にはたくさんの見どころがあります。歩き始めたばかりの娘に探検させてみたかったのです。

櫻井を選んだ理由から娘のあらゆる初体験をこの目で見たい願望が露わになっていますが、とにかく櫻井しかない!と思えるほどニーズにマッチしていたので今回は櫻井を選びました。

いざ、行って見たら・・・

娘は予想を上回る大興奮で、家族旅行は大成功に終わりました!

娘の話ばかりしても芸がないので、元ホテルマンとして、接客のプロとしての視点でホテル櫻井について語っていきます。

まずチェックイン。フロントにずらりと並ぶスタッフのほとんどが外国人スタッフでした。流暢な日本語とさわやかな笑顔で対応してくださいました。やはりフロントは宿泊者にとってホテルの顔となる存在。ここで嫌な思いをすると後にひきずります。その点、櫻井はすごく気分のいいチェックインができました。チェックインをして、部屋へ案内されるまでの間少し時間がかかるため、一旦ソファーに通されました。小さな旅館と違い、フロントの数も多いしロビーも広いです。一旦ソファーに座ったら誰が誰だかわからなくなるのでは?と思いましたが、さすがは櫻井。スムーズに声をかけられ、お部屋まで案内してもらいました。

部屋は「外の景色が悪くてOK」という条件で予約していたためか、景観の代わりにすごく広い部屋でした。石畳の玄関に小さな箱庭のようなスペースもあり、数寄屋造りの素敵な部屋でした。部屋数は何と3部屋もありました(広縁と思われるスペースが結構広くて一部屋に数えられるレベルで、且つふすまで区切られていたため1カウントしています)!
娘は大喜びで踊り狂っていました笑。

さて、草津に来たからには温泉ですよね。そう、大浴場のお話です。
大浴場は草津最大級の長さということで、なんと長さ約30メートル!宿泊者が多い大きなホテルにもかかわらずイモ洗いみたいにならずに済む広さでした。娘も歩けるようになったとはいえ、洗い場で大人と同じ椅子に座るのは少し怖い・・・。と思っていたら幼児向けの椅子も用意されており、さらにベビーソープまで備え付けられていました。感動・・・。
広いお風呂にびっくりしながらもしばらく入っていると慣れてきて笑顔が出てきました。
露天風呂へは娘が寝ている明け方に母とゆっくり行ったのですが、一晩中利用できるのでとってもありがたかったです。

そしてお待ちかねの食事です!大きなホテルのビュッフェなので、会場もとても広い!そして料理は和洋中、キッズ、デザート、ドリンクコーナーと各種揃っていて、寿司やてんぷらローストビーフ、ステーキなども目の前でシェフが調理してくれます。ホテル用語で、調理スタッフが目の前で調理をして出すビュッフェのことを「芸者もの」というのですが、この芸者ものが多いのが印象的でした。ローストビーフやステーキには10分ほど並びましたがなんとかゲット。美味しくぺろりといただきました。

最後に20時過ぎからはじまった湯もみ・太鼓ショーを堪能。娘は寝る時間だったので抱っこ紐で抱っこしながら太鼓ショーを見学しました。2メートルくらいの至近距離での演奏は耳だけでなく体にも音が染み込んできて、期待以上に感動しました。コロナ禍ではショーができなかったそうで、5類になりようやく再開できたとのこと。そんねエピソードも相まって少しほろりとしてしまいました。そして気が付くと娘が爆睡!なに~~?!こんなでかい音の中よく爆睡できるわ!と感心しながら部屋へと戻りました。
部屋も広いので広縁に娘を寝かせてから久しぶりに両親とゆっくり晩酌タイム。長崎の実家からわざわざ群馬まで来てくれたので疲れたことと思います。でも素敵なホテルでの一日がリラックスさせてくれたようで、翌日にはすっかり回復!元気に群馬観光の続きとなりました。

今回久しぶりの温泉、宿泊にホテル櫻井を選んだことは大正解でした。草津には、色々な宿泊施設があります。新しいもの、老舗のもの、小ぢんまりとしたもの大規模なもの、ホテルもあれば旅館もあるし、ペンションもあります。きっと皆さんのニーズに合った宿泊施設が見つかると思います。

ぜひ草津に縁がない方もぜひ足を運んでみてください。もし草津によくいらっしゃる方も、たまにはいつもとは違う旅館を選んでみてはいかがですか?

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