街/長崎①
街についても書いていこうと思います。自分が行った中で大好きな街。なんなら住みたいと思うくらいに。そんな街の一場面を切り取りながら紹介していけたらと思います。
第一回長崎 泰安洋行の看板と私
細野晴臣さんの大名盤「泰安洋行」
はっぴいえんどでの洋楽からのモチーフを日本という一つの国の形に落とし込んだ功績は計り知れません。なんならこんな紹介もおこがましい。
そんな中、細野さんは本当に常に新しいもの、自分の探求したいものを突き詰める。狭山で録音されたジャパニーズ宅録の起源とも言うべきHOSONO HOUSEからの東洋人でしか勝ち得ないイエローマジック的アプローチの金字塔。
そのタイトルともなり、モチーフともなった店が未だに長崎に現存するということをどこからか私は知り得た。
そんなことを知った私はいても立ってもいられなくなりその時の彼女を伴って夏に泰安洋行の看板を拝みに長崎へ。
もともと高校の修学旅行のときから大好きな街であり。三回目の来訪は勝手も分かってきた。狭くて濃い中華街の中、私が見落としていただけでずっと泰安洋行は存在していた。
この四文字を読んだだけで鳥肌が立った。そして、今までよりも晴臣さんに1mくらい近づいた気がした。気がしただけです。そして、隣りにいた人はなんじゃこりゃ状態であったのは言うまでもない。
今の今まで調べるまで知らなかったのだが飲茶まで頂けるそうです。これはまた長崎に行った時に向かわねば。そう決心した、2021年の始まりです。
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