味噌とは素敵である

味噌って日本人の生活から切り離せないなあと心から思う。

ふとした時に必ず味噌が食べたくなるし、金輪際で味噌との関係を打ち切りといわれたら深く傷つくし、おそらく受け入れることができないだろう。

これは自分だけの感覚かもしれないが、朝ご飯にパンを食べたときと米&味噌汁を食べたときでは明確に心身ともに活動が違う。(コーヒーは必ず飲むが)

何がそんなに違うのかは論理的に説明できないが、何かが明確に違うと感じる。


この感覚は多くの日本人が感じていることなのか。

多くの日本のサラリーマンは朝の忙しさからパンを選ぶ。あるいは何も口にしないという選択をする人もいる。

そこで味噌にはどんな効果があるのかを調べてみた。


□発祥

正直明確にわからないらしい。しょっぱなからわからん。

大豆の原産は中国とされており、2000年ほど前(弥生時代)に朝鮮人によって伝えられた。ということもあり中国が発祥とされている。

他の説としては韓国(朝鮮)・日本の三つがポピュラーだそう。

ただ、中華料理には多くの醤(ひしお)を使った料理があり、味噌もその一つとされている。そう考えると中国説が濃厚である。


□効能

とっても健康食品である。昔は「味噌の医者殺し」という言葉があったそう。味噌を食べておくだけで医者いらずなのだ。

ササっと挙げるだけでも、自律神経が整う、腸内環境の改善、疲労回復、抗酸化作用、生活習慣病の予防 など多くの効果があり、重宝されてきた。

これらの機能を持つ理由としては、「発酵により多くの酵素と菌を抱えているから」である!!

我々人間は腸内環境がすべてといっても過言ではない。体を動かすエネルギーやほかの内臓を構成する細胞を創りあげる栄養も、食べ物から吸収しているのは小・大腸の仕事だ。

だから腸にとって良いものを食べることが健康になる方法だ。

腸にとって良いものとは、野菜(食物繊維)や発酵食品(酵素・微生物)である。これらを日常の食事に占める割合をしっかりと確保することが大切なのである。

また、1981年にがんセンターの研究者が発表した論文によると、「味噌の摂取頻度と胃がんのリスクは相関関係がある」そうだ。とても驚くことに、毎日味噌汁を飲んでいる人と、味噌汁を飲む習慣がない人とでは死亡リスクが2倍にもなるそう。

いやしかし、胃がんは塩分の摂取過多が原因といわれている。味噌汁は麹がはいっているのでしっかりと塩分はあるはずなのに。

そう、ここで出てくるのが発酵による腸の活発化なのではないだろうか。そもそもがん細胞の発生源はわかっていないが、簡単にいうと細胞の異常が拡大していくことでがんになる。

つまり健康な細胞が多いあるいは免疫力が高ければ抑えられるものなのだ。となると腸内を整え、いつでも敵と戦える状態にしておくことで耐えられるのではないか?と推測できる。

この続きは次回にする。発酵について考えたいし。

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