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海外生活で体験した事を文章にまとめています。

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荷物を捨てる快感

自分と同じようにホステルにロングステイしているフランス語を話すアラブ系の顔立ちをした男がいる。 そいつは自分と違う部屋で「一体どういう寝顔をしているのか」「どんなスーツケースや荷物を持っているのか」とか分からないまま一緒に暮らしてきた。最近まで。 彼が違うホステルに行き、またここのホステルに戻ってきた時にちょうど自分と同じ部屋になった。(自分が住んでいるシドニーのpotts pointは色んなホステルが存在していて、シーズンで値段が高くなったら違うホステルに行って安くなっ

    • カナダでワーキングホリデー! 1年間を振り返って

      僕の想像だと「ワーホリ」と聞くと”どこかのカフェや美術館、クラブ、他の街への旅行をたくさんして充実させる”みたいな感じをソーシャルメディアの影響で勝手に想像するのですが、実際の僕のワーホリは生活のために働いて、将来のために勉強して、馴染みのスーパーに行き、サイクリングをしたり、途中で自転車をどこかに停めてtimhortonsのラージダボーダボー(笑)を飲みながらトロントの街を散歩したり、たまに自分の自転車を家の前でメンテナンスしたり、部品をMECへ買いに行ったりという単調な毎

      • let me create more

        いつからかふと「文章を書きたい」と思い始めた。たしか、上手に文章を書く人たちの本やブログを読んだ影響で「自分も読者にとって気持ちいい文章を書いてみたい」と思ったのが最初のきっかけだったと思う。 自分はどんな文章を書けるかなと考えたところ「今海外に住んでいるから、そこで体験した事を自分の言葉でまとめて文章にしたら面白そう」と思ったので、その事を書くことにした。 で、実際に書き始めてみたんだけど、最初は上手に文章を書く事ができなかった。(今でもそうだけど、、) どうしたもの

        • 無題

          4ヶ月住んでいるホステルの部屋に新しい旅人が来た。彼はシドニーに2日程度滞在する予定らしい。 そいつと自己紹介をしていたら、「自分はこことここに行くつもりで、シドニーは2日だけで十分かな。次はゴールドコースト!」と言った。僕はここに4ヶ月住んでると答えると、「え、ずっとここのホステルに住んでるの?」と変な目で見られた。 少しムカッときた。 同じ街、ホステルに長期間住むということは、毎日同じジムに行ってトレーナーが自分の顔を覚えてくれて挨拶してくれるようになったり、バッパ

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          シドニーでタバコ、草、お酒

          タバコ、草、お酒は程々にしなければいけないなと学習した時の話です。 オーストラリア来てから4ヶ月。同じホステルに長期間住み、本来の仕事と並行してそのホステルでもパートタイムとして働き出してから住んでいるみんなとより密接に関わるようになってきた。 ここにいる男は殆どがタバコを吸ったり、草を吸ったりしているから、彼らの輪に入ると「ほら、お前も吸う?」みたいに渡される事が多々というか毎日ある。 後先考えずに貰ったものをスパスパ吸っていると自分のタバコが欲しくなった。箱だとひと

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          ニュージーランドで7ヶ月間こんな感じのフラットに住んでました!

          ニュージーランドっぽいような「羊がたくさんいる!」, 「湖が家を出てすぐそこ!絶景!」, 「山々に囲まれている!」みたいな感じではなく至って普通の住宅街にある家に暮らしていました。向かいの通りの家がクリスマスツリーを栽培しているでかい庭がある少し特殊な場所だったけど。。 普通の住宅街とは言っても観光地で有名なMt Edenという山が近くにあったし(よくランニングしに行っていた。20分程度で登れる山だった。 その山の近くにあるMt Eden roadにはたくさんのカフェやレ

          ニュージーランドで7ヶ月間こんな感じのフラットに住んでました!

          シドニーで年末年始5日間ホームレス生活!

          ディスクレーマー この話は全て作り話で実際に起こったことではありません。 滞在しているバックパッカー(以下バッパー)でチェックアウト日を延長しようとレセプションに行ったら「年末年始(30,31,1,2,3)は毎年沢山の人が来てフルブッキングだからお前のベット既に誰かが予約しているよ」と言われました。 ニュージーランドでワーホリをしていたときに滞在していたバッパーはロングタームで滞在している人に特別にフルブッキングでベットが無くなった時にレセプションの人が「ソファで寝ていい

          シドニーで年末年始5日間ホームレス生活!

          NZワーホリ 怠惰な生活を送るという贅沢は自分にはもうできないのかもしれない

          NZワーホリをしていた時にラーメン屋、お寿司屋をそれぞれクビになったあと、ハウスキーパーの仕事(ホテル等の部屋を掃除する仕事)を見つけてそこで働く事になりました。 そこの職場にはワーキングホリデービザとして働いている人が自分と合わせて7人いたのですが、それ以外のコーワーカーは殆どが年配のおばさんだったので、今までのレストラン等の若い人中心の職場とは異なる雰囲気で働く事になりました。おばちゃんたちに囲まれて働く環境は自分の人生でめったに無く、貴重な経験だったのでそこで思ったこ

          NZワーホリ 怠惰な生活を送るという贅沢は自分にはもうできないのかもしれない

          母国に戻りたいディエゴ

          シドニーのバックパッカー(以下バッパー)で夜中なかなか眠れずにバルコニーから通りを眺めていると、1階のドアから一度だけ話した事のあるアルゼンチン人のディエゴが出ていくのを見ました。2階のバルコニーから彼に声をかけると僕に手を振りながら「俺も寝れないんだ。一緒に吸う?」と言われ、彼と一緒にバルコニーで色々話す事になりました。その時の話です。 僕はちょうどその時アルゼンチン、ウルグアイ発祥のマテ(お茶みたいなやつ)を飲んでおり、一階から登ってきた彼がそれをみて「なんでお前がマテ

          母国に戻りたいディエゴ

          ラテンに埋もれた5ヶ月間

          # はじめに NZでワーキングホリデーをしていた頃の話です。 あることがきっかけでバックパッカーズに5ヶ月間住むことになりました。↓ 受付でチェックインをしてキッチンやバスルームなどを見て回っているとあることに気づきました。 「どこへ行ってもスペイン語ばかり聞こえる」 自分の部屋に入ってみると、10人部屋でその内6人がラテン系の人でした。僕のバイト先の同僚は僕を合わせて7人いたのですが、僕以外6人全員チリ人でした。バイトへ行ってはスペイン語を聞き、バッパーへ帰ってもス

          ラテンに埋もれた5ヶ月間

          トロントで出会ったチリ人ルームメイトが抱える闇から学んだ事

          トロントワーホリをしていた頃、ルームメイトの一人に身長が2m近くあるチリ人がいた。彼の事が印象に残っていて2年経った今でもどうしても頭から離れないのでここに書いて残しておく。 自分が新しいシェアハウスに移った日の次の朝、ラテン系のミュージックが爆音で響いていたので目が覚めた。キッチンに行くとチリ人がその音楽をパソコンから流しながらテーブルに何も敷かずに野菜を直で置いて結構な量の料理を作っていた。彼は週末に一気に月曜日から金曜日までのお昼ご飯を作る習慣があった。その後に彼はお

          トロントで出会ったチリ人ルームメイトが抱える闇から学んだ事

          トロントワーホリ 音楽を作成している黒人ルームメイトの話

          住み始めたばかりのシェアハウスにあるキッチンで夜ご飯を食べていると、ビーニーを被った高身長の黒人がラップトップからビートを流してもう片方の手には冷凍のピザを持って2階から降りてきた。 彼はこのシェアハウスに長く住んでいるのか、”あ、また新しい奴が入居してきたのか、ふーん”感を出して、自分の事をあまり気にせずにその持ってきたピザをオーブンに入れて外にある庭へ歩いて行った。(後から判明したが、彼は毎回マリファナを吸うために庭へ行っていた) ピザが焼けたか確かめるために何度か戻

          トロントワーホリ 音楽を作成している黒人ルームメイトの話

          トロントワーホリ 僕はこうやって家を探した。ハプニングあり。

          結論は、日本からエアビーで予約して、そのままその家に一年間住み続けました。(一ヶ月分予約したのですが、次の月も住むなら割引してあげると言われ、次の月も住んだ。そのまま一年間経った。正確には、そのオーナーは1km圏内に4つ家を所有しており、その家を3ヶ月ごとに移り住んだ。場所はSt ClairとDufferin辺り) 日本でカナダワーホリの準備をしている時に、一番困ったのが「家探し」でした。”困った”とはどういう事かと言うと、ビザ申請や航空券の予約などは留学会社のブログなどを

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          NZワーホリ バッパーに住んで一ヶ月が経った。近況とか。

          実はフラット(シェアハウス)よりも快適に暮らせてしまっている。いや本当に笑笑 具体的になぜそうなのかを書いていきます。 バッパーが快適な要因値段がそこまで高くない。 1週間で$220ドルです。スカイタワー近く。 そもそも綺麗 一日一回部屋のゴミ箱を回収してくれる、フローリングに掃除機をかけてくれる、一日2回トイレ、シャワーの掃除をしてくれる。何人か友達を自分のフラットに呼んだけど、「え、キレイ」と言ってくれる。ベットのシーツも泊まった人がチェックアウトしたらシーツをす

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          NZワーホリ この話を聞いて「ワーホリ大変」とか言えなくなった

          「私たちは違う現実に生きている」と一緒にキッチンでティーを飲んでいたチリ人のルームメイトに突然言われた。「一体何をいっているんだこいつ?」と思ったが、約2時間に及ぶgoogle翻訳を使った会話で(彼は英語を話さないから)彼の言っている意味が分かった。それを書いていく。 今から書く話は、一人のチリ人が語ったチリのギャング、麻薬、政府などの内容で、それらは全て真実かどうか定かではないと言うのは最初に言っておきます。でもチリ人がチリについてマジな顔でgoogle翻訳に文字をタイプ

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          NZワーホリ 韓国夫婦が経営するお寿司屋さんで働いた時の話

          サムネのどんぶりめちゃくちゃ美味しそうじゃないですか?? これ僕が働いていたお寿司屋さんのボス(クオンさん)が毎日こういうどんぶりを作ってくれてたんです。お昼休みのサラリーマンがいなくなって一息ついたところで、「温泉卵好き?」って言われて「好き」と答えると「じゃあ明日温泉卵カツにのっけてあげる」という感じで賄いのメニューが決まります。奥さんは違うお店で働いていて、自分とクオンさん2人だけだったのでたくさん気にかけてもらいました。というかお昼を過ぎたらお客さんが全然来ないから

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