【サッカー】システムとは一体なんなのか？

あいさつ

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今回のおすすめポイントは
「ボール奪取の方法と考え方」の章です。　
ぜひ、目次からどうぞ！

また下記が僕のおすすめ記事となります。ぜひ読んでみてください！

システムの歴史

「システムとは一体なんなのか？」
単に、選手の並び順？それとも、攻撃の形を決めるもの？

僕は「守備の１次配置」だと考えています。

そもそも、システムの歴史を振り返ると「ゾーンディフェンス」の発明が背景にあります。

当時、マンマーク（いわゆる、人につくディフェンス）が主流でしたが、ゾーンディフェンス（エリアで守る対象を変える）が生まれてからは、システムが多く採用されました。

　それは、エリアで守備をするために「より効率良く」「よりマークを明確に」する必要があったからです。

守備の１次配置とは？

　「守備の1次配置とはなにか？」＝　戻るべきホームポジション

　サッカーは目まぐるしく攻守が入れ替わります。

その中で、攻撃から守備のフェーズに移り変わった時に「どこに戻るのか？」が明確であると、より効率良くポジショニングできます。

　一方で、システムは「戻るべき場所」を示しているだけで、そこからのボール奪取の方法は、また別に考える必要があります。

　ボール奪取の方法と考え方

ボール奪取の方法は以下の通りです。

１，相手の陣地に、近いエリアで奪いにいく
２，コートの中盤あたりで構えて奪う
３，自陣に引き込んで、雑なシュートを打たせて回収する

３つ目を主体としているチームは、現代では０に等しいです。
（理由については、また別の機会で書きます。）

１の場合は、「ハイプレス」と呼ばれる戦法になります。多くのチームが、これを採用しています。

ハイプレスの利点としては以下の通り

・相手ゴールの近い位置でボールを奪える
・ボール保持のチームの個性を消せる
・相手陣内でのプレー時間が増える

　高い位置からプレスにいくことで、相手に大きなプレッシャーを与えることができます。

またボールを奪われたくない一心で、相手のロングボールが増え、結果としてマイボールの時間が増えるというのも利点の１つでしょう。

ロングボールについて詳しく知りたい方は、こちらをどうぞ！

有能なハイプレスにも当然欠点があります。

１，９０分間続けるには体力の消耗が激しい
２，プレスを突破された時に、一気にピンチになる
３，チームの連動性が低いと簡単にボールを運ばれる

一方で、２の「構える守備」はどうか。利点は以下の通りになります。

１，体力的な負荷は抑えられる
２，守備のリスク（一気に攻め込まれる）が小さい
３，相手がボールを前進させるのが難しい

欠点は以下の通り

１，相手に、ある程度ボール保持を許す

２，バイタルエリアを常に締め続けなければいけない

３，前線から降りていく選手に対して、約束事を明確にする必要がある。

３つ目の、いわゆる「ブロック守備」に関しては今回は割愛させていただきます。

代表ではシステムが重要？！

日本代表の親善試合が今月に迫る中、主要選手のケガの報道もあり、かなり心配な部分が多い日本代表。

そんな中で、日本代表は4-3-3（4-1-2-3）というシステムを採用しています。

　さて、代表戦において「なぜシステムが重要なのか？」

理由は以下の通り

・普段、共にプレーができていないから
・試合までの準備期間が短いから

　これがシステムの重要性と、どうリンクするのか。

代表チームは「１からチームを作りあげる時間」はありません。

そして、ワールドカップは短期決戦。とにかく短期間で結果が求められるため、指揮を執るのは至難の業。

となると「既に完成しているもの」に頼らざるを得ないわけです。

そこで重要なのが、「適材適所の人選」と「システム」になるわけです。

適材適所の人選については、下記の記事で書いていますので割愛しますね。

システムの細かな内容には、今回は触れませんが、とにかく「引き出しを多く持つことが重要」です。

　システムにも、有利不利が存在しますので、試合の細かな内容（フィロソフィー）までは決めないにしても、常に有利なシステムを採用し続ければ、ある程度は立ち回れると考えています。

※もちろん、適材適所の人選をしていることが、前提にはなりますが。

さいごに

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

今回は、サッカーでよく耳にする「システム」について書いてみました。

こんな感じで、サッカーについての自論や、試合の分析など記事にしておりますので、気に入ればフォローもよろしくお願いいたします。

　僕のおすすめ記事を最後に乗せておきますね
それでは次回の記事でお会いしましょう。
バイバイ(^.^)/~~~