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ババアに、なってよかったこともある件

先日、きのさんのnoteを読んでいて、思ったことです。
読みながら、忘れそうなくらい昔の、若い頃のことを思い出したので、書きます。

ババアになって、世間から、ババア扱いをうけるようになり、悔しかったり、損した気分になることが、ほとんどですが、一つだけ、よいことがあります。

それは、変態さんの対象となる年齢から外れたこと。
夜道も、ひったくりの心配をのぞけば、平気で歩けるようになりました。

まだ二十代の頃の事件です。変態さんの被害にあうところでしたが、危機一髪、運良く逃げることが出来ました。110番して、警官が付近を捜査し、加害者は捕まりました。しかし、加害者は、補導歴、逮捕歴がなかったので、警察に一晩泊まっただけで、起訴猶予で、出てきました。普通の若いサラリーマン風のヤツでした。実際にヤツに被害にあった人は、被害届けを出していないだろうから、今まで、捕まらなかっただけだと思います。そういうヤツが、世の中、平然と暮らしているかと思うと、恐怖です。始祖ユミルにお願いして去勢して欲しいです。(進撃の巨人ネタで読んでない方ごめんなさい)

また、あるときは、中央線で、夜9時台、混んでいたけれど、新宿で座れたので、うとうとして、はっと目が覚めたら、目の前に、バーバリーマン(トレンチコートの変態さん)が!私だけに見えるように、見せてるんですよ。
びっくりして、あわてて次の駅で降りました。せっかく座われて寝てたのによ。今の自分なら、「あー!ぞうさんの水浴び!」って大声上がるだろうけど、若い頃の私は、それが出来なかった。ただただ、怖かった。

今はもう、そんな恐怖を味わうこともなく、夜道も平気なババアだけど、体力がなくなったので、ひったくりにあったら、ダッシュして奪い返すことは、無理です。せめて、蹴りの一発でもと、日々、アキレス腱を切らないよう注意しながら、アニちゃんキック(進撃の巨人ネタ)の練習してます。
以上、ババアでよかったことでした。




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