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ポゼッションが良くて、ロングボールは悪い??

あいさつ

皆さん初めまして!いぶいぶと申します。

 まずはこの記事をご覧頂きありがとうございます。

サッカー経験なし、それでもサッカーへの愛は誰よりも強い」をテーマに日々、試合の分析やサッカーについて思うことを発信していきます!


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今回のおすすめポイントは「ロングボールには2種類ある」の章です。

ぜひ、目次からどうぞ!

また下記が僕のおすすめ記事となります。
ぜひ読んでみてください!


5レーンとポジショナルプレー

 近年「5レーン理論」という言葉が、サッカーファンの間で話題になっています。5レーン理論とは、マンチェスターシティのグアルディオラ監督が生み出したと言われる理論です。


 サッカーのシステムで、最も効率的に守備ができる「4-4-2」
それを打ち破る5レーン理論は、現代サッカーの攻撃のフェーズを大きく変化させました。

下記が5レーン理論の図になります。

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5レーン理論

 ※今回は5レーン理論について、細かな内容は割愛します。
また、以下使用している画像はhttps://www.tacticalista.comこちらを利用しております。

急速にボール保持のサッカーが進む中で、1人のサッカーファンとして感じることは「ボール保持が正しい」という価値観。


 たしかに、ボール保持率は重要なスタッツではあります。そもそも、ボールを持てなければ点数を獲ることはできないからです。

また、「攻撃は最大の防御」というようにボールを保持している間は、当然のことながら相手に攻められることはありません。

ですが、本当に「ポジショナルプレー(ボール保持を前提としたサッカー)」が勝率に結びつくのでしょうか。


最強の矛(5レーン理論)と最強の盾(ハイプレス)

 5レーン理論が攻撃の究極とするのならば、ハイプレスは守備の究極といえます。


 また、強豪チームがボール保持を進める中で、対抗策として「ハイプレス」が流行しています。
ハイプレスとは、相手陣地に近いエリアから守備側のチームがプレッシャーを掛けること)


 ボール保持を推進する強豪チームも、自陣でボールを失っては本末転倒

たしかに、ボール保持は重要ですが、ボールを失った時の「カウンター」というのは常にポジショナル勢の脅威となっています。


そこで行き着く選択肢は「ロングボール」となります。


ロングボールは、一見ビルドアップには効率の悪そうな行為に思えます。

理由は以下の前提があるからです。

1,ロングボールに競り勝つ
2,セカンドボールの回収


しかしながら、メリットも当然あります。

1,相手のミス1つでゴール前に迫れる
2,カウンターのリスクを軽減できる
3,中盤でのボール繋ぎを省略できる


 以上の点で、「必ずボールをつなぐことが良い」とは言い切れないことが分かります。


ロングボールには2種類ある

 僕の考えでは、ロングボールには2種類あると考えています。

1つは「競り合うロングボール
もう1つは「裏に抜けるロングボール」です。


日本のサッカーをみていると、前者のロングボールは多く見られる印象を受けます。
(つまり、競り合うロングボール

一方後者はどうでしょうか。

 日本では、あまり裏に抜けるロングボールを見ない印象です。


僕個人の完全な主観ですが、裏に抜けるロングボールはスペインで、よく目にする光景だと感じます。


 例えば、【レアル・ソシエダ】
ソシエダといえば、久保選手が移籍したことで話題になりました。


 彼はデビュー戦で、ゴールを奪うことに成功してますが、その背景には「裏に抜けるロングボール」がありました。

また、ポジショナルプレーの究極ともいえる【バルセロナ】でも同じ「裏に抜けるロングボール」を目にします。

 左SBのジョルディ・アルバ選手のオーバーラップに、CBの選手やIHの選手が配球し、裏をとるシーンは数多く見られます。
中央をパス交換で崩すため、人数が密集し、結果としてサイドが手薄になるからです)


 では、この「裏に抜けるロングボール」と「競り合うロングボール」の違いとは、一体どんなものなのか深堀していきます。


2つのロングボールの違い

 2つのロングボールの違いを下記にまとめてみました。

まずは「競り合うロングボール」について

メリット
・選手のフィジカル(体の強さ、身長の大きさ)に頼ったパワープレーができる

・セカンドボールを収めることができれば、ビルドアップが容易

・ボールの質が悪くても問題ない場合が多い
デメリット
・ターゲットが明確でないと、簡単に弾き返される

・多くの場合2CBと2対1の状態で競り合うので、工夫が必須

・安定したビルドアップができない


次に「裏に抜けるロングボール」について

メリット
・一気に相手のゴール前に迫れる

・トップの選手がサイドに流れながら受けることで、フィジカルが強くなくても、ロングボールでビルドアップができる。

・スピードに乗って、かつゴールに正対した状態でボールを受けられる。
デメリット
・ボールの質が問われる
・パサーと受け手のタイミングを合わせるのが難しい
・GKに簡単に処理される可能性がある
・相手の最終ライン(オフサイドライン)が深めの時には、パスが通らない

さいごに

最後までお読み頂きありがとうございます!

 今回は、僕が普段サッカーを見ている時に思っていることを書いてみました。

こんな感じで、サッカーへの自論や、分析結果などを不定期で投稿しています!


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それでは次回の記事でお会いしましょう。
バイバイ(^.^)/~~~

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