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サッカー分析記録 シント=トロイデンVSヘンク 第7節
あいさつ
皆さん初めまして!いぶいぶと申します。
まずはこの記事をご覧頂きありがとうございます。
「サッカー経験なし、それでもサッカーへの愛は誰よりも強い」をテーマに日々、試合の分析やサッカーについて思うことを発信していきます!
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今回のおすすめポイントは
「ヘンクの3バック対策」の章です。
ぜひ、目次からどうぞ!
また下記が過去の分析記事となります。
ぜひ読んでみてください!
なお、今回分析で使用しているサイトはこちらになります。
(https://www.tacticalista.com)
強豪への立ち回りと奪い所
対戦相手によって、立ち回りを変化させるチームと、そうでないチーム。
シント=トロイデンは後者のチームに分類されます。
それが良いのか、悪いのかというよりも、「チームの形を持つ」という事の方が重要だと感じます。
つまり、いつ見ても、人が変わっても「同じサッカーをする」ことが良いチームの条件といえます。
彼らの戦い方を見てきて、1節から戦術の変更があると感じていました。
それは「奪う守備をする」という点
第5節までは、「中盤で構える守備」を多く採用していました。
しかし、6節と今回の7節では前線からプレスにいくシーンが見られるようになりました。
では、シント=トロイデンのプレスについて深堀していきたいと思います。
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ACの立ち位置とWBの振る舞い方
シント=トロイデンの基本システムは5-3-2です。
そして、中盤は2IH(インサイドハーフ)
1AC(アンカー)の逆三角形。
(ちなみに、3VOのタイプもシステムとしてはあります。)
ACを置くシステムの弱点として、「ACがマークの対象を持たない」という問題があります。
シント=トロイデンのACはコナテ選手という、ミドルシュートが上手い選手がスタメンで起用されます。
前節の印象では、
前線の選手がプレスにいくのに対して、「ACがついてきてない」現象が見られました。
詳しくは下記の図を参照ください。
![](https://assets.st-note.com/img/1663395912661-oQ81b53CdG.png?width=1200)
実際には2トップは内側へのパスコースを切る動きを見せていました。
そもそも、ACの役割とは、
・最終ラインのサポート
・楔(縦パス)のコースを切る
上記のような役割が本来のACですが、画像でご覧のように、ACはマークの対象がありません。
仮に前線の選手が、バイタルエリア(MFとDFラインの中間)に降りてきても、CBが出ていくとことが1節から徹底されているので、その点は問題ありません。
ここで伝えておきたいのが、
"プレスに行くなら密度を高めたい"ということ
ACが最終ラインの前にいることで、前線が剝がされた時に継続したプレスができません。
今節のコナテ選手は、
しっかりと前線にもアプローチできていました。
また、それに伴って最終ラインの設定もやや高めで、よりコンパクトな(密度の高い)守備ができていたと感じました。
そればかりか、2トップの間(ACのポジション)にパスを通された時も、相手のACに対してプレッシャーを掛けていました。
一方でWBの振る舞い方としては、
ボールサイドは上がる、逆サイドは下がって4バックにする
という感じ。詳しくは下記の図でどうぞ!
![](https://assets.st-note.com/img/1663397541575-3gZClZZEeE.png?width=1200)
この図でボールサイドは上側(ピンクの網掛け)で、肌色の円はWBのスタート位置。
上記の記事で「WBの負荷が大きい」という課題を上げましたが、今回それを見事に修正。
WBは攻撃時、前線に上がるから攻め残りをして、そこから守備を開始しようというアイディアはかなり効率的な方法だと感じました。
ヘンクの3バック対策
これまでは、シント=トロイデンばかりにフォーカスを当てての分析が多かったのですが、今回は一味違います。
対戦相手の分析も同時にできるように、なってきたので書いていきます。
ヘンクの基本システムは
攻撃時4-3-3で、守備時は4-4-2でした。
いわゆる可変システムの採用ですが、これは4-4-2を起用するチームのセオリーの手法です。(理由は割愛します。)
実はヘンクの凄いのは、ここではないんです。
下記の図をご覧ください。
![](https://assets.st-note.com/img/1663398912866-KxQNMiJRvK.png?width=1200)
※赤がヘンク
肌色の円が4-4-2の本来の立ち位置、矢印は実際の立ち位置
そもそもシント=トロイデンは
ボールを緻密に繋ぐチームでは、ありません。
よってヘンクの狙いは
前線にロングボールを蹴らせないこと
(シント=トロイデンが、それをやりたいから)
起点になる3CBと1ACに対して、SH(サイドハーフ)と、2トップを縦関係にしての対応。
これによりシント=トロイデンは
後ろから繋げないし、前にも蹴れない
かなり苦しい状況での、試合を余儀なくされました。
さいごに
いかかでしたか?
今回はベルギーリーグの分析をやってみました。
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それでは次回の記事でお会いしましょう!
バイバイ( ^_^)/~~~
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