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元・人間不信マンが語る。友達を相談相手にする方法(作り方もあるよ)

「友達がいない」「友人を信用できない」「人間がこわい」
そんなあなたに、元・人間不信マンのうつヌケハック担当者が捧ぐ記事です。

うつ病マンの相談相手を確保しましょうシリーズ・お金かからない編の第2弾。

うつヌケハック担当者、株式会社イメジンの日野成美です。

前回の記事はこちら💁‍♀️

アクセスの推移とかみてて気づいたんですが、たぶん私のアナウンス不足でした、
2022年1月から更新は【月・水・曜日】です!!
金曜日に待っててくださった方、ごめんなさい。あいかわらずコア業務が火花を散らす勢いなので、金曜日よりも、土曜日に更新がええんちゃうかと私のゴーストがささやいたんです。

というわけで、金曜日はゆっくり休んでノンアルコールビールとか飲んで、うつヌケハックとは土曜日の夜にお会いしましょう。
月曜日と水曜日にも今までどおり、無理しないで待ってます🙇‍♀️


さて、私も腐ってもうつ病歴17年。鬼のセルフケアの結果、現在はほぼ寛解して、健康な人と同じくらい健康な感じで生きています。
で、相談シリーズがどんなに頑張っても、人によっては「だが断る」な地獄に見えることも、わかってるんです。

でも、必要だから。
人が人を頼るのは、苦しい時にもそうでない時も、いつも常に必要なあたりまえのことだから。
空気吸って吐くのと同じくらいフツーだから。


伝えたい、そんな風景!

んで記事を書き進めるにあたりあらためて、うつガチ勢だった時の記憶をたどって、頭を抱えました。


やべえ…うつ病マンにとって「友達」ってめっちゃ難易度たっかい……。


なんなら人によっては「友達=マウントしてくる人」「親友=おごる相手」「友人=なんか会った後にげっそりしてその夜はお風呂入れなくなる人」とか、そっちのやつなんだった。友達って。

あと「友達がいない」「うつ病になったら友人関係が崩壊して、そして誰もいなくなった」っていうのもうつ病だとめっちゃよくある!だって外に出られないし、街に30分出るために1週間休む世界だから!


それでも書こう、うつ病マンが友達を頼れる世界の話を!!
なんなら 今日から、あなたが心ほぐれて笑顔になれる話を。

友人:類は友を呼ぶからこそ、今の自分と支え合える相手

はい、「友人(友達)」のうつヌケハック的な定義を最初にやっておきますね。

「なんか一緒にやりとり・会話していると、楽しくて安心できる相手」
以上おわり!


なお、私は友人の数がもともと少なく、狭く深いおつきあいをするタイプ。そのわりに初対面でもわりと楽しく会話しちゃうし、一族の中でも脅威の社交力を持つと評判です。

でも、20代が終わるまで、友達を信用したことはありません。
なんなら、自分を含めた人間を信頼したことがない。人を信じることをおぼえたのがここ数年。マジで。(今は信じられる!)

人間不信歴、なんと27年。
それまでの友情の定義は「相手とつきあう実利的メリットが、利用される不快感を上回る場合に交際を継続する相手」でした。なんか…ごめんなさい……。


まぁ、あるじゃないですか。世間一般の「友達」とか「親友」のイメージ。
なんでも腹を割って話せて、困った時には助けてくれて、親や彼氏彼女とケンカしたら家に泊めて鍋パーティーしてくれる、みたいな。

あと、学生時代に「友達・親友」ってたがいを呼びながら、陰に回って「笑い方がキモい」って親友をディスってるみたいな、そういう陰険かつその場限りのヒマつぶしの消耗品みたいな人間関係の繰り返しで「友情とか友達ってことばが限りなくうさんくせえ」っていう人も、実は多いと思います。

あと「友達にいつも利用される」「こっちが頼るとイヤな顔される」「会話に常にマウンティングもセット」と、友達とのお茶会なのに取引先接待より疲れるアレとか、これ以上ピックアップすると気持ちが切なくなるので止めるぜ!


友達ってことばをそこまで信じられない気持ちも、すごくよくわかるんですよね。

でも、誰かに認めてほしいから、身を削って「友達」の顔色をうかがい、仲間に入れてもらおうとし続ける。
そして「本当に味方になってくれる友達」の夢を見て、いつか叶いますようにと願ったりする。

私も長年そっちの世界にいたので、キリキリわかります。


断っておきますが、友達・友情の形も、人による!個人差がとっても大きいです!!
だから上記の定義もうつヌケハックこの記事限定のもの。人間関係に「こうでなければならない」規定って本来ない!!

あと、私の経験から言うと、友達ほどチャッチャカ変更するメンツはないです。
友達は、去っては来るのがあたりまえ。


友人って、一番簡単に名乗れる人間関係の称号だからこそ、入れ替わりが激しいです。

友人の人となり、姿、年収などが、その人の人生におけるステージをあらわしていると、しみじみ感じます。
学生時代の友人って私、子どもの時に1人も作ってないからつきあいないし、20代の人間関係と連絡取ってないし、っていうか去年はステージ変わりすぎてLINEやりとりの顔ぶれがほぼ全変更するという前代未聞の時期すらあって、まぁそれくらい川の流れのように流動的でも、楽しく人生を過ごせてしまっています。


友人関係とは、快適になりうるものだと思います。
自分の「快適」と感じる状態、安心な状況を、相手を、自分で選びましょう。


これまで山ほどうつヌケハックで言うてきたやろ?
自分の、「楽しい」「安心する」感覚を信用していいんです。
話してて楽しい、安心する、なんかおもしろい。そんな相手が、お友達。


よし、前提終わり!次行くぞ!

友人を相談相手にするメリット

はい、自分とウキウキ楽しい交友関係を築けるお友達と、支えかつ支えられるWIN-WINすぎる相談関係を構築する最大のメリットを、いつもながら身も蓋もなく公開します。


お金が、かからない!!

何度でも言う、相談するのに、お金が、かからない!!!

これは毎年、イオンモールの絵馬と短冊に「5000兆円ほしい」って書いて神頼みするような、常時経済的問題と戦っているうつ病マンにとっては見逃せないメリットです。

私もガチうつ時代、つらいとき友人にメールやLINE、Twitterなどで「なんかすごくだるくて眠くて、うつ状態ひどい」って愚痴って、同じうつ病を持つ友人はこういう時に「そうそう、うちも!自律神経かなぁ」とか共感してくれて、オラ1人じゃないぞ!みたいな元気がわいてきたりしました。

おたがいに愚痴や悩みを言い合えるから、友達関係は悩み相談においてお金がかからない相手としてとってもオススメ。


あと、あなたの友人は、きっとあなたと感性が近いはずです。

あなたのLINEトークルームや、Twitterインスタnoteなどのタイムラインにいる、いつも楽しく会話をしてくれる相手は、「自分と同じことば」を話すと思うんですよ。

これ、プロのセールスライターとして毎日感じているのですが、「話していることば(ボキャブラリー)の種類や傾向が同じ人」に、人間は親近感を抱くんです。違和感がないから。
感性が近い人と会話するのが一番ラク!!負担が本当に少なくて楽!!!!


そして、次回はプロにお金払って相談するって内容をしようと思うんですが、これ当たり前ですが、プロでも言いづらいことがあります。

「気分が落ち込みすぎてる時に成美ちゃんと話すとちょっときつい」
「ニンニク食べた?口臭がちょっと…」

こういうの言えるのは、やっぱ友達です。何度助けられたことか…今まで私の友達になってくれた人たち、みんないい人でした。絶交してしまった人もそうでない人も、みんな大好きです。

大人になっても!SNSにおける「友人」の探し方

なになに、友達がいない?

よし!うつヌケハックとお友達になろう!コメントくれたらお返事するし、質問箱からメッセージも待ってる。ぜひフォローしてくださいね!


まぁ、そんなカジュアルさで友達って、なってもいいものなんですが。

私も友達ゼロだった時期とかけっこうあったし、物理的に外出が不可能だった時期長かったし(15年くらい)、学校では1人も友達いなくて(学校で友達作るといじめに巻き込まれるからめんどいねん)外部で作ってたし、なにを言いたいかって、

いくつになっても、どこにいても、お友達って意外とできるものなのです。


何を隠そう、私は平成元年生まれ。
元祖デジタルネイティブ。2歳でマッキントッシュのパソコンをおもちゃにしていた世代。ブラインドタッチは6歳でおぼえた。

なので、SNS時代のオンラインな「友人」作りのパイオニアな方です。(パソコン通信でオフ会やってたよっていう人には負けます。大先輩やぁ)


「なんか、波長が合うな」っていう人と、オンラインでつながるのにSNSはめっちゃイチオシだ!

noteなどSNSだと、ハッシュタグや投稿内容の傾向、物事への反応のしかたや言葉の選び方など、近い人とピンときやすいし、なかなか身近な人に言えない内容を書いてたりするから内面もけっこう見える!

「鬱アカ」とひとくくりに呼ばれる層も、細かく見るといろんなレイヤーがあっておもしろいですよ!
「うんうん、わかる」って心からうなずいた記事にコメントをそっとしてみて交流からはじめるの、イチオシです。


で、なんか返信とかのやりとりがおもしろいな、って人とは自然と距離が近づいていくと思います。
「素敵だな」って感じてる人に、話しかけてみましょう。それだけでも、いいんです。


あと、これはリアルでもオンラインでも気をつけてほしいこと。
相手は、自分と同じではないので、自分と違う感じ方や考え方をしても、ぜんぜんおかしいことではありません。
「自分は違うと思う」って言っても言われても、それはすばらしいことなのです。

他人に嫌な思いをさせることは、罪ではありません。
でも自分を殺すのは罪だと私は思います。

自分を殺す罪を犯せるのは、自分だけです。
相手へのやさしさを理由に、自分の心を殺すことは、とても辛いことなので、イヤなことはNOと言って幸せに慣れていってくださいね!

SNS回はこちらも参照だ!

友達も相談も人生も、難しく考えすぎないでいいんだぜ

まあ、で、「友達に相談するってどうすんねん」って、頭を抱えてるあなたに。
ここでは、すでにある程度の時間いっしょに過ごしてて、なかなか相談を持ちかけられない〜みたいなモヤモヤ感がある場合を想定して、ド正攻法な方法をご紹介します。


「相談したいことがあって」って友達に言う。
で、ちょっと時間をとって、自分の話を聞いてもらう。
完了したら「ありがとう、聞いてくれて」って言う。

おわり。


これだけよ?!?!
どんなにひっくり返しても、裏も表もありません。相談って結局これだけ。ぶっちゃけてスッキリしたらおわり。

「そんなことに大事な友達の時間を割くなんて、申し訳ない!」

いや、友達から「君に相談したいんだ」って言われたら嬉しいやん?
あのよろこびを、あなたが相手に与えるだけです。
「聞いてくれてありがとう」って、言われる側から言う側になるだけです。


あと、会社で、ご近所さんで。お友達になりたいなって相手がもし、いたら。

ちょっと話しかけてみましょうか。
イヤだったり急いでいたり、都合が悪かったらお断りされるけど、それもまた人生。もしかしたら、親しくなれるかもしれない。


もっと、伝えるをシンプルにしていい。
正確には、伝えることの影響とかを、難しく考えなくていいんです。


もちろん、友達は「利用する相手」ではありません。
あなたが判断することとか、あなた自身の背負うべき荷物とかは、背負ってくれません。

でも、人生の道で出会ったひと時を分かちあう相手ではある。
人生の今、うつで苦しいあなたが「くるしい」って悩みを打ち明けても、道すがら一緒になった人だもん。あたりまえです。


友達に相談をして、自分の感覚を大事にできる世界を勝ち取りにいきませんか?

手持ちの人間関係をお金のかからない相談相手にする編は一区切りで、次回からプロに相談する方法を経験談含めてめちゃ語る‼️

次回、「【体験談】『相談のプロ』を列挙する!お金を払ってプロフェッショナルに相談しよう」の予定。お楽しみに!

うつヌケハック質問箱はこちら🎁

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