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子どもが与えてくれる優しさは計り知れない

むしゃくしゃしている
息子を車に乗せる時
車のボディに爪を立てて
少しだけど傷をつけた

私はイライラしたのと
車を傷つけられたガッカリで
静かな怒りの感覚だった

車に乗ってから
『今すごく嫌な気持ちになってる
大事なものを
あんなふうに扱われて
イライラする。
もう戻らないんだよ?
息子がむしゃくしゃしたからって
あれはやったらいけないことだよ。
車を傷つけられて悲しい。』

説教くさいかもだけど
私も気持ちを抑えられなくて
息子に感じてることを言った
私もその気持ちを
外に出してどうにかしたかった。

車を運転している時に
後部座席に座っている娘にも
私の気持ちを吐き出した

私:車が傷つけられて悲しい

娘:うん。

私:すごい嫌な気持ちになってる

娘:そうだよね

私:大事なものを
あんなふうにされてすごく嫌
そんで悲しい!!!

娘:うん。あとで
娘ちゃんも(傷を)みてみるね

私はその
娘の言葉のチョイスに
驚いた

私が逆の立場でも
『あとでその傷をみてみるね』
なんて言葉でてこないと思った

どう寄り添うとしても
その手前で終わる気がした

(悲しいよね。
嫌だったよね。とか
までな気がする)

娘はその先の言葉を
くれたと思った。

どこで娘は
そんな言葉をもらったんだろう
幼稚園なのかな。。

頭が上がりません。

この出来事は
数日前の話だけど
改めてこのことについて
娘には感謝の気持ちを
今朝伝えた。

傷をみたってさ
もう元に戻るわけじゃないし
直るわけじゃないのよ。
でも一緒に見てくれるって
私は、、何それ。
すごい寄り添いを感じる!
それだけで私の気持ちが
すごく軽くなった。
私もそんなふうに
寄り添える人になりたい。と思った。


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