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『仕事』が『私事』になるまで

社会人8年目の今、『仕事』を『自分のやるべきこと』として捉えることで、メンバーの助けになったり、信頼関係の構築につながることがあると実感している。
これに気づくまでは少し長い道のりがあるので、記憶を辿りながら書いてみようと思う。

◆言われたことしかできなかった新人時代
新人時代はそもそも与えられた仕事をこなすことで精いっぱい。しかもこなせないことも多々あった。
私の入社した会社は新人でも200人ぐらいのスタッフのマネジメント担当になるような実践的な現場だったので、とにかくヒーヒー言っていた。

教育係からは「もっと周りを見て」「先を読んで準備しないと」とよく言われ、言われてからようやく理解して、準備して、また同じことを言われての繰り返し。

目の前のことでいっぱいいっぱいで、先読みする余裕なんてなかった。
業務量がキャパオーバーして、鬱に近い状態になり退職。

◆業務を早くこなしたら、先が見えるようになってきた中堅時代
少し休んで入った会社はあまり忙しくなさそうな部署だった。

新卒時代は先読みはできなかったけど、幅広い業務を次々にこなさなければいけなかったので、与えられた仕事をすぐに着手するクセがついていた。

そのため、転職した会社での業務は次々に上司に提出できた。
すると気持ちにも余裕が出てきて「この業務誰も手つけてないから、やってみよう」と思えたきた。

上司に「この業務やっていいですか」と提案し、見事その業務を勝ち取って成果を出した。

・・と、ここまでは良かったんだけど、その後に「この課に異動してくれ」とめちゃくちゃ激務のところへ異動。そしてまたキャパオーバーでダウン。
その後、妊娠したのでしばらくお仕事はお休み。

◆自分で業務量をコントロールしたら、先読みと余裕が生まれた今
今の会社は業務委託、つまりフリーランスとして働いている。
でも感覚としては、会社員時代のように一人ひとりと距離が近く、業務も事務作業だけでなく、企業の一員という感覚になれるような業務内容に携われている。

フリーランスになったばかりのころは、業務をたくさん引き受けて夜中まで働いていたんだけど、「なんか疲れたな」ということも増えていた。

しかし、今の広報チームに入ってからリーダーに「22時以降は働かないで休むこと。家族を大切に、休みもしっかりととってね」と言ってもらえて、
あ、私フリーランスだけどちゃんと休んでいいんだ」と思考を変えることができた。
なんとなくフリーランスは1日中ずっと働いているイメージで、実際周りの人も遅くまで働いている人もいた。

私には息子がいるので、日中はどうしても育児優先で息子が寝た後しか仕事はできないことが多かったのだ。
それでも22時には仕事を終えて、自分も休めるようにしたら、働きやすくなっただけでなく、業務がすごく楽しくなった。

そこから気持ちに余裕が出てきて、「この仕事、私やります!」「やっておきました~」「あ、これ先にやっておいた方がよいな」など先読みができるようになった。

自分で業務量をコントロールすることで、周囲を俯瞰して見ることができ、「仕事」を「私事」として捉えられるようになったのだ。

いつものごとく、上手くまとまらないが申し訳ないのだが、「気持ちに余裕がある」と「業務量をコントロールする」は相関関係があると私は思う。

これからも「仕事」を「私事」として捉えられるように、上手くコントロールしていきたい。

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